がた【方】
[接尾] 1 人を表す名詞に付いて、複数の人々を尊敬していう意を表す。「先生—」「奥様—」 2 時に関する名詞や動詞の連用形に付いて、だいたいその時分という意を表す。「暮れ—」「明け—」 3 「...
がた・い【難い】
[接尾]《形容詞型活用[文]がた・し(ク活)。形容詞「かた(難)い」の濁音化》動詞の連用形に付いて、その動作の実現が困難であることを表す。…しにくい。…するのがむずかしい。「得—・い」「信じ—・...
がた‐な・い【難ない】
[接尾]《形容詞型活用[文]がたな・し(ク活)。接尾語「がた(難)い」の語幹+接尾語「ない」》動詞の連用形に付いて、その動作の実現が困難である意を表す。…することがむずかしい。…しにくい。「離れ...
がち【勝ち】
[接尾]名詞や動詞の連用形に付く。 1 …が多い、…する傾きがある、…に傾きやすいなどの意を表す。「後れ—」「病気—」 2 それのほうが得をする意を表す。「早い者—」 [補説]1は、かなで書くこ...
が‐てん【合点】
[名](スル)《「がってん」の音変化》承知すること。事情などがわかること。納得。「ひとり—」「一向に—仕らず」〈芥川・尾形了斎覚え書〉
が‐とう【牙纛】
《「纛」はヤクの尾などで飾った大旗》さおの先に象牙の飾りのある、天子や大将軍の旗。「自由の—を樹て」〈東海散士・佳人之奇遇〉
がね
[接助]《上代語》動詞の連体形に付く。願望・命令・意志などの表現を受けて、目的・理由を表す。…するように。…するために。→がに「ますらをは名をし立つべし後の世に聞き継ぐ人も語り継ぐ—」〈万・四...
が‐はく【画伯】
1 絵画の道にすぐれた人。 2 画家の敬称。多く、接尾語的に名の下につけて使う。「梅原画伯」
が‐ほ・し
[接尾]《形容詞シク型活用。格助詞「が」+形容詞「ほ(欲)し」から。上代語》動詞の連用形に付いて、願望の意を表す。…したい。「春の日は山し見—・し」〈万・三二四〉
がまし・い
[接尾]《形容詞型活用[文]がま・し(シク活)》動詞の連用形や名詞などに付いて形容詞をつくり、その物事や状態に似ている意を表す。…のようすである。…のきらいがある。…の傾向がある。「押しつけ—・...