しんねこ
男女が差し向かいで、むつまじく語り合うこと。「いや其方の方じゃ、もう—をきめて居るんだな」〈荷風・あめりか物語〉
じ‐きょく【事局】
事の成り行き。事件の情勢。「—はどう発展するかと謹聴して居る時」〈漱石・吾輩は猫である〉
じ‐ざ【侍坐】
[名](スル)主人・客など上位の人に従ってそばに座ること。「忠直卿は、…彼に—して居る愛妾の絹野を見た」〈菊池寛・忠直卿行状記〉
じたく‐けいびいん【自宅警備員】
俗に「引き籠もり」状態にある人のこと。多く、無職で自宅にずっと居ることを、職業であるかのようにさげすんでいう。また、本人が自虐的にいうこともある。
じゃく‐まく【寂寞】
[名・形動]ひっそりしていてさびしいこと。また、そのさま。せきばく。「何となく斯う—な瞑想に耽って居るようで」〈藤村・破戒〉 [ト・タル][文][形動タリ]さびしく、静かなさま。「路上の小砂...
じょ‐じょ【徐徐】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 挙動が落ち着いてゆったりしているさま。「坐に復しアリスに向いて—と説き起こして曰く」〈織田訳・花柳春話〉 2 進行や変化がゆっくりしているさま。「従前の通りの...
スイート【sweet】
[名・形動] 1 ㋐甘いこと。また、そのさま。「—なキャンディ」 ㋑洋酒などの甘口。「—ワイン」⇔ドライ。 2 甘美なさま。快いさま。「—な蜜月(みつげつ)の旅」 3 恋人。スイートハート。「私...
スイート‐ピー【sweet pea】
マメ科の蔓性(つるせい)の一年草。高さ1〜2メートル。葉は羽状複葉で、最下部の一対の小葉のほかは、巻きひげになっている。葉のわきに大形の紅・桃・紫・白色などの蝶形花をつける。イタリアのシチリア島...
すみ‐とり【炭取り/炭斗】
炭を小出しにして入れておく容器。炭入れ。炭かご。《季 冬》「—のひさご火桶に並び居る/蕪村」
すみ‐やき【炭焼(き)】
1 木を蒸し焼きにして木炭をつくること。また、その人。「—小屋」《季 冬》「—の顔洗ひ居る流かな/鳴雪」 2 炭火で焼くこと。また、その料理。「—ステーキ」「—コーヒー」