せい‐こ【世故】
「せこ(世故)」に同じ。「—に慣れて居る許りで」〈鉄腸・花間鶯〉
せい‐せい【萋萋】
[ト・タル][文][形動タリ]草木の茂っているさま。さいさい。「水草の—と繁茂して居る気味の悪い沼地」〈荷風・あめりか物語〉
せん・する【選する/撰する】
[動サ変][文]せん・す[サ変]《「せんずる」とも》 1 多くの中からえらびとる。「最優秀作を—・する」 2 (撰する)詩歌・文章をえらぶ。えらんで編集する。「歌集を—・する」 3 (撰する)文...
せん‐せい【先生】
《4が原義》 1 学問や技術・芸能を教える人。特に、学校の教師。また、自分が教えを受けている人。師。師匠。「国語の—」「ピアノの—」 2 教師・師匠・医師・議員など学識のある人や指導的立場にある...
選(せん)を殊(こと)に◦する
別の部類に属する。「世間一般の痴猫(ちびょう)、愚猫とは少しく—◦して居る」〈漱石・吾輩は猫である〉
そう‐じ【床子】
《「そう」は「しょう」の直音表記》「しょうじ(床子)」に同じ。「上官などの居る—どもを、みな打ち倒し、損ひたり」〈枕・一六一〉
そこ・る【底る】
[動ラ五(四)]潮が引いて海底が現れ出る。「丁度海は—・って居て、黒い州潟が遠くつづいて居る」〈真山・男五人〉
そば・える【戯える】
[動ア下一][文]そば・ふ[ハ下二] 1 風が甘えかかるように、やわらかく吹く。「冷たい頸元に—・える軽い風に吹かれていると」〈秋声・あらくれ〉 2 動物などがたわむれる。「犬は木陰を離れて…原...
ぞくじん‐しゅぎ【属人主義】
人の居る場所を問わず、原則として本国法の適用を受けるべきであるとする主義。⇔属地主義。
ぞくじん‐ほう【属人法】
国際私法上、人の居る場所にかかわらず、人を基準として適用される法律。