やと‐な【雇仲居/雇女】
(京阪地方で)臨時に雇われる仲居(なかい)。
やま‐い【山居】
山に住むこと。また、その居所。やまずみ。さんきょ。「あしひきの—はすとも踏み通ふ跡をも見ぬは苦しきものを」〈後撰・恋二〉
ゆう‐きょ【幽居】
[名](スル)世を避けてひきこもって静かに暮らすこと。また、その住まい。閑居。「徒(いたず)らに—して堆書塵埃の裡に身を屈し」〈織田訳・花柳春話〉
ゆき‐あんご【雪安居】
冬安居(とうあんご)の異称。
よ‐い【夜居】
1 夜の間、勤めの場所に詰めていること。とのい。宿直。「これは—の人々の目ざましに給へ」〈宇津保・あて宮〉 2 加持・祈祷(きとう)のため、僧が夜間貴人のそばにつき添っていること。また、その僧。...
よい‐い【宵居】
夜遅くまで起きていること。「うちとけたる—のほど、やをら入り給ひて」〈源・末摘花〉
よつあし‐どりい【四脚鳥居】
「両部鳥居(りょうぶとりい)」に同じ。
より‐い【寄居】
近世初頭の兵農分離により、城主が農村を離れて城下町に移ってのち、農民だけの集落として残ったもの。
よりい【寄居】
埼玉県北部、大里郡の地名。荒川が秩父山地から関東平野に出る谷口に位置する。もと城下町。鉢形城跡などがある。
らく‐いんきょ【楽隠居】
[名](スル)隠居して安楽に暮らすこと。また、その人。「家督を譲って—する」