くずり【屈狸】
イタチ科の哺乳類。体長87センチくらいになり、イタチ類では大形。ずんぐりした体で全体に黒褐色。一見、小形のクマに似る。北極圏の森林やツンドラに分布する。
くっか‐せい【屈化性】
化学的成分の刺激に反応して起こる屈性。植物の根・花粉管や菌類の菌糸などが、ある濃度の糖類やたんぱく質に反応して、一定方向に曲がる性質をさす。向化性。化学屈性。
くっ‐きょう【屈強/倔強】
[形動][文][ナリ]きわめて力が強く頑丈なさま。究竟(くっきょう)。「—な若者」
くっ‐きょく【屈曲】
[名](スル) 1 折れ曲がること。「鉤(かぎ)の手に—して」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 関節の運動で、関節の両側の骨が作る角度が小さくなるような動きをいう。たとえば、肘(ひじ)を曲げる動きが...
くっきょく‐こうがくしき【屈曲光学式】
カメラなどの光学系において、対物レンズから焦点面までの光軸が一直線ではなく、プリズムなどによって屈曲される方式。カメラ本体を小型化でき、また、対物レンズの移動を伴わないため、密閉性と防水性を高め...
くっきょく‐しき【屈曲式】
⇒屈曲光学式
くっ‐きん【屈筋】
関節を曲げる働きをする筋肉。上腕筋や上腕二頭筋など。→伸筋
くっきん‐けん【屈筋腱】
手足の指と屈筋をつなぎ、指や手関節を屈曲させる腱。
くっ‐こう【屈行】
敬礼の一。腰をかがめて歩くこと。
くっこう‐せい【屈光性】
植物が光の刺激に対し、一定の方向に屈曲して生長する性質。屈性の一つ。光の方向に曲がる正の屈光性は茎・葉で、その逆の負の屈光性は根でみられる。光屈性。