くつじつ‐せい【屈日性】
植物の葉や茎が、太陽の光の来る方向に屈曲する性質。向日性。
くつ‐じゅう【屈従】
[名](スル)相手の力を恐れ、仕方なくその言いなりになること。「時運未(いま)だ至らず空(むなし)く斯国に—せり」〈竜渓・経国美談〉
くつ‐じょく【屈辱】
屈服させられて恥ずかしい思いをさせられること。はずかしめられて、面目を失うこと。「—に耐える」「—感」
くんじ‐いた・し【屈じ甚し】
[形ク]《「くっしいたし」と、促音で発音されたものを撥音「ん」で表記したもの》「くしいたし」に同じ。「我が身はいとど—・く思ひ弱りてあぢきなうぞ恨むる」〈源・竹河〉
くん・ず【屈ず】
[動サ変]《もと「くっす」と促音で発音されたものを撥音「ん」で表記したもの》思いなやむ。気がふさぐ。心が沈む。「うち語らひて、いといたう—・じ給へり」〈源・竹河〉
ぐり【屈輪/倶利】
堆朱(ついしゅ)や寺院建築などに用いられる、蕨(わらび)形の曲線の連続文様。ぐりぐり。
ぐり‐ぐり【屈輪屈輪】
⇒屈輪(ぐり)
ぐりん‐だま【屈輪玉】
香合(こうごう)などで、唐草または渦のような模様のある球形のもの。
こごま・る【屈まる】
[動ラ五(四)]からだを折りたたむようにして、低い姿勢をとる。かがまる。「—・ってたき火にあたる」
こごみ【屈み】
こごむこと。かがむこと。「前—」