ごふく‐や【呉服屋】
織物や反物類を商う店。また、その人。
ごよう‐べや【御用部屋】
江戸城内で、大老・老中・若年寄が詰めて政務を執った部屋。
さかな‐や【魚屋】
食用の魚類や海産物を売る店。また、売る人。魚店。
さか‐や【酒屋】
1 酒を売る店。また、その職業。 2 酒の醸造を職業とする家。造り酒屋。
浄瑠璃「艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)」の下の巻の後段「上塩町の段」の通称。半七の妻お園のくどきが有名。
さくしゃ‐べや【作者部屋】
歌舞伎劇場で、狂言作者の控え室。
ささ‐の‐や【笹の屋】
「笹の庵(いお)」に同じ。「かり枕夢も結ばず—のふしうき程の夜半の嵐に」〈続拾遺・羇旅〉
ささ‐や【笹屋】
笹ぶきの小屋。「わが恋は賤(しづ)の—の苫(とま)を荒らみ漏りやしぬらん時雨降る頃」〈万代・九〉
さしもの‐や【指物屋】
指物2を作ったり売ったりする人。また、その家。
さし‐もや【差母屋】
妻壁から突き出た化粧母屋桁(もやげた)。
さじき‐や【桟敷屋】
「桟敷殿」に同じ。「一条—にある男とまりて」〈宇治拾遺・一二〉