た‐や【田屋】
田の番をするために建てた小屋。また、耕作期間だけ住むために建てた田の小屋。
たより‐や【便り屋】
江戸時代、料金を取って手紙や荷物を配達したもの。町飛脚(まちびきゃく)。便利屋。
タービン‐たてや【タービン建屋】
火力発電所や原子力発電所などの発電施設で、タービン発電機が格納されている建物。
だい‐や【台屋】
遊郭で、料理を調える仕出し屋。
だふ‐や【だふ屋】
《「だふ」は「ふだ(札)」を逆さ読みにした語》需要の多い入場券や乗車券をあらかじめ買っておいて、券を持たない人に高く売りつける者。
だるま‐や【達磨屋】
私娼を置いている宿。あいまいや。「—の年増や、義太夫語(かたり)の顔などを」〈秋声・足迹〉
ちゃづけ‐や【茶漬(け)屋】
1 茶漬けを食べさせる店。 2 手軽な食事をさせる店。小料理屋。
ちゃぶ‐や【卓袱屋】
明治開化期に横浜や神戸などにできた小料理屋。主に外国の下級船員を相手とし、売春婦をかかえている店が多かった。
ちゃ‐や【茶屋】
1 茶を製造・販売する職業。また、その家。葉茶屋。 2 旅人などに茶菓を供し休息させる店。茶店(ちゃみせ)。「峠の—」 3 江戸時代、上方の遊里で、客に芸者・遊女を呼んで遊ばせた家。揚屋(あげや...
ちゃや‐こや【茶屋小屋】
「茶屋4」に同じ。「—の女中衆ではなし、商人家のお飯焚がそれでは済みません」〈滑・浮世風呂・三〉