ちょうしのよいかじや【調子のよい鍛冶屋】
《原題、The Harmonious Blacksmith》ヘンデルのハープシコード組曲第5番ホ長調の第4楽章「エアと変奏」の通称。1720年作曲。通称は鍛冶屋が軽快にハンマーを叩く音を連想させ...
ちょうちん‐や【提灯屋】
1 提灯を作り、売る店。また、それを職業とする人。 2 (提灯を作る人が提灯に字を書くときにするように)一度書いた字の上を、さらになぞり書きをして字形を整えること。また、その書き手。
ちょう‐や【帳屋】
江戸時代、帳面・紙・筆などを売った店。店先に笹(ささ)を立てて目印とした。
ちんどん‐や【ちんどん屋】
人目をひく服装をして、鉦(かね)・太鼓をたたき、三味線・クラリネットなどを鳴らしながら広告・宣伝を行う職業。また、その人。東西屋。ひろめや。
つか‐や【塚屋】
墓守の住む家。墓場の中にある小屋。「昔ありけむ—にこもりては」〈夜の寝覚・三〉
つき‐ごや【月小屋】
かつて月経の期間中、女性が家族から離れて別居生活をした小屋。出血は穢(けが)れとされ、同じ火で煮炊きしたものを食べると穢れが移るといって別火生活をさせた。他屋(たや)。
つき‐や【搗き屋/舂き屋】
1 穀物を精製する小屋。 2 米つきを業とする家。また、その人。
つくり‐ざかや【造り酒屋】
酒を醸造して卸す店。小売りの酒店に対していう。
つた‐や【蔦屋】
江戸後期の地本(じほん)問屋。初め江戸新吉原大門口にあったが、天明年間(1781〜1789)に日本橋通油町に移転。
つち‐や【土屋】
1 「土室(つちむろ)」に同じ。 2 土・砂などを売る店。また、その人。〈和英語林集成〉 3 「土屋倉」の略。「当社の—を造進したりけり」〈著聞集・一〉