おけ‐や【桶屋】
桶・樽(たる)・井戸側(いどがわ)などの製造・修理・販売をする家。また、その職人。
おし‐や【押(し)屋】
ラッシュアワーに、満員の通勤電車に乗客を押してつめこむ係の駅員やアルバイト学生のこと。昭和38年(1963)ごろの言葉。
お‐たまや【御霊屋】
先祖の霊や貴人の霊を祭っておく建物。霊廟(れいびょう)。みたまや。
おてんき‐や【御天気屋】
《天気は、その時その時で変わるところから》機嫌や気分の変わりやすい人。お天気者。
おでん‐や【御田屋】
おでんを売る店。また、売る人。《季 冬》
おとこ‐べや【男部屋】
下男などが寝起きする部屋。⇔女部屋。
おとわ‐や【音羽屋】
歌舞伎俳優の尾上菊五郎・坂東彦三郎両系統の称する屋号。初世菊五郎の父が、京都都(みやこ)万太夫座の出方をしていた音羽屋半平であったところからいう。
お‐へや【御部屋】
1 「部屋」の尊敬語・美化語。 2 宮中で、局(つぼね)の下に属し雑役をした女。 3 貴人の妾(めかけ)。おへやさま。「たとへ—にもせよ、傾城(けいせい)遊女を屋敷へ入れてはよその聞え」〈伎・幼...
お‐べや【汚部屋】
俗に、汚らしい部屋。ごみを放置していて不潔だったり、生活に支障が出るほど物がちらかっていたりする部屋。
おもだか‐や【沢瀉屋】
歌舞伎俳優市川猿之助、およびその一門の屋号。