がん‐せつ【岩屑】
岩盤または岩体の風化により生じた岩石の破片。いわくず。
き‐くず【木屑】
材木を切ったり削ったりするときに出るくず。
きょ‐せつ【鋸屑】
1 おがくず。 2 おがくずが出るように、言葉がよどみなく出ることのたとえ。
きり‐くず【切り屑】
物を切ったときに出る不用の部分。
ぎょく‐せつ【玉屑】
1 玉を砕いた粉末。不老不死の仙薬とされた。 2 詩文の中のすぐれた一節。 3 雪。特に、降る雪。「—霏々(ひひ)乱れて斜(ななめ)に飛び」〈蘆花・自然と人生〉
くず【屑】
1 物のかけらや切れ端などで役に立たないもの。「糸—」「裁ち—」 2 いい部分を取ったあとの残りかす。「—米」「売れ残りの—」 3 役に立たない人のたとえ。「人間の—」 →塵(ごみ)[用法]
けずり‐くず【削り屑】
物を削ってできた屑。
こ‐くず【木屑】
木の切りくず。きくず。
こけら【杮/木屑】
1 材木を削るときに出る細片。けずりくず。こっぱ。 2 「杮板(こけらいた)」の略。
こ‐つ【木屑】
流れにたまった木のくず。こつみ。「鳴る瀬ろに—の寄すなすいとのきて愛(かな)しけ背ろに人さへ寄すも」〈万・三五四八〉