ウェストン【Walter Weston】
[1861〜1940]英国の宣教師・登山家。明治21年(1888)イギリス国教会牧師として来日。布教のかたわら中部山岳地帯を踏査。著「日本アルプスの登山と探検」で日本アルプスの名を広め、日本にお...
ウェストン‐さい【ウェストン祭】
登山家のウェストンを記念して、毎年6月の第1日曜日とその前日に長野県上高地で開かれる催し。昭和22年(1947)が最初。
うえむら‐なおみ【植村直己】
[1941〜1984]登山家・探検家。兵庫の生まれ。世界五大陸の最高峰に登頂、また単独で犬橇(いぬぞり)による北極点到達にも成功。北米マッキンリーの冬季単独登頂に成功したのち、下山途中に消息を絶...
うかれ‐い・ず【浮かれ出づ】
[動ダ下二] 1 気持ちが落ち着かず、どこという当てもなく、家を出る。「—・づる心は身にもかなはねば如何なりとても如何にかはせむ」〈山家集・中〉 2 心がひかれて、うきうきとする。また、うきうき...
うか・れる【浮(か)れる】
[動ラ下一][文]うか・る[ラ下二]《「浮く」から派生した自発形か》 1 楽しくなって心がうきうきする。おもしろさに心を奪われる。「酔って—・れる」「月に—・れて歩く」 2 自然に浮く。浮かぶ。...
うづき‐の‐いみ【卯月の忌み】
1 陰暦4月の賀茂の祭に関係する者が、潔斎のため、祭りに先立って家にこもること。「ほととぎす—に忌(い)こもるを思ひ知りても来鳴くなるかな」〈山家集・上〉 2 御田植え祭りの前の物忌み。
おおしま‐りょうきち【大島亮吉】
[1899〜1928]登山家。東京の生まれ。大正11年(1922)北アルプス槍ヶ岳の冬期初登頂に成功。登山思想の確立に努めたが、昭和3年(1928)3月、前穂高岳北尾根で墜落死。著「山」「先蹤者...
おもい‐まが・う【思ひ紛ふ】
[動ハ下二]思い違いをする。錯覚を起こす。「さだめなく鳥や鳴くらむ秋の夜の月の光を—・へて」〈山家集・上〉
かい‐ぞめ【買(い)初め】
新年になって初めて買い物をすること。《季 新年》「—に雪の山家(やまが)の絵本かな/鏡花」
かげろ・う
[動ワ五(ハ四)]《名詞「かげろう(陽炎)」の動詞化》 1 姿などがちらちらする。ちらっと見える。「敵意の外に、まだ認めなければならない或物が其所に—・った」〈漱石・明暗〉 2 光がほのめく。ひ...