しば‐の‐とぼそ【柴の枢】
「柴の戸」に同じ。「山里の—は雪とぢて」〈玉葉集一〉
しらま‐か・す【白まかす】
[動サ四] 1 興をさまさせる。「山里の心の夢に惑ひ居れば吹き—・す風の音かな」〈山家集・下〉 2 勢いをくじく。しりごみをさせる。しらます。「矢種(やだね)を惜しまず散々に射ける間、寄せ手少し...
ジアス【GIAHS】
《globally important agricultural heritage systems》国連食糧農業機関(FAO)が、伝統的な農業の手法・文化、生態系との共生環境などをもつ地域を認定...
すさまじ・い【凄まじい】
[形][文]すさま・じ[シク]《動詞「すさ(荒)む」の形容詞化。古くは「すさまし」とも》 1 程度がはなはだしいさま。 ㋐恐ろしい。ものすごい。「—・い形相」「—・い台風のつめあと」 ㋑驚くほど...
そぞろ‐がま・し【漫ろがまし】
[形シク]いかにも落ち着かない。すずろがまし。「山里の外面(そとも)の岡の高き木に—・しき秋蝉(あきぜみ)の声」〈山家集・上〉
たずね‐い・る【尋ね入る】
[動ラ四]さがしてある場所にはいり込む。「ある山里に—・ること侍りしに」〈徒然・一一〉
ちょう‐よう【重陽】
《陽数である九を重ねる意から》五節句の一。陰暦9月9日のこと。また、その日に行われる節会(せちえ)。中国を起源とし、日本では平安時代に宮中の年中行事として菊の宴が催された。菊の節句。重陽の節。重...
とお‐やまざと【遠山里】
遠くの山里。都から遠い山里。「めづらしく今日聞く声をほととぎす—は耳なれぬらむ」〈赤染衛門集〉
はな‐の‐たより【花の便り】
1 花が咲いたという音信。花便り。 2 花が咲いたついで。「とふ人もあらじと思ひし山里に—に人め見るかな」〈拾遺・春〉
ひき‐か・える【引(き)換える/引(き)替える】
[動ア下一][文]ひきか・ふ[ハ下二] 1 取りかえる。交換する。ある物を渡す代わりに別の物を手に入れる。「当たりくじを景品と—・える」 2 まったく異なる。反対になる。多く、「…にひきかえ」の...