よう‐がん【溶岩/熔岩】
地下のマグマが溶融状態で地表の火口から噴き出しているもの。また、それが冷却・固結して生じた岩石。
ようぐん‐がん【羊群岩】
基盤岩が氷河の浸食によって削られ、丸みを帯びた瘤(こぶ)状の小丘群。上流側の表面に擦痕(さっこん)がみられる。羊背岩(ようはいがん)。
ようけつ‐ぎょうかいがん【溶結凝灰岩】
高温の火山灰が大量に堆積し、その重さと高温のために圧縮されて粒子の一部が溶けてくっつき合い、溶岩状になった岩石。柱状節理の発達したものが北海道の層雲峡、宮崎県の高千穂峡などにみられる。
ようはい‐がん【羊背岩】
⇒羊群岩(ようぐんがん)
らんせんせき‐へんがん【藍閃石片岩】
藍閃石を含む結晶片岩。玄武岩質の岩石が高圧・低温型の広域変成作用を受けてできる。青色(せいしょく)片岩。
りゅうき‐がん【榴輝岩】
⇒エクロジャイト
りゅうきゅう‐せっかいがん【琉球石灰岩】
南西諸島の中部から南部にかけて広く分布する石灰岩の地層。新生代第四紀更新世のサンゴ礁に起源する。沖縄県では総面積の約3割を占め、台地や岬などを形成する。古くから建材として利用され、首里城や石畳の...
りゅうもん‐がん【流紋岩】
火山岩の一。細粒斑状ないしガラス質の白または灰色の岩石。斑晶として石英・カリ長石や少量の斜長石・黒雲母(くろうんも)などを含む。流理構造を示すこともある。石英粗面岩。
りょくしょく‐ぎょうかいがん【緑色凝灰岩】
⇒グリーンタフ
りょくしょく‐へんがん【緑色片岩】
低温で変成作用を受けてできる緑色の結晶片岩。緑泥石・白雲母(しろうんも)・緑簾石(りょくれんせき)・斜長石・石英などからなる。