きょう‐がん【響岩】
火山岩の一。アルカリ長石・霞石(かすみいし)などを主成分とし、少量の有色鉱物を含み、暗緑色または暗灰色をした緻密(ちみつ)な岩石。たたくと独特の音響を発する。フォノライト。
きょ‐がん【巨岩/巨巌】
非常に大きな岩。
きょしょう‐かこうがん【巨晶花崗岩】
⇒ペグマタイト
きりょく‐がん【輝緑岩】
半深成岩の一。完晶質で斑状(はんじょう)の黒色の緻密(ちみつ)な岩石。斜長石・輝石を主とし、斑晶(はんしょう)と石基とがはっきりしないものも多い。粗粒玄武岩。
きりょく‐ぎょうかいがん【輝緑凝灰岩】
古い時代の玄武岩や塩基性の凝灰岩が変質したもの。緻密(ちみつ)で、赤褐色や暗緑色のものが多い。
キンバリー‐がん【キンバリー岩】
⇒キンバーライト
ぎ‐がん【擬岩】
セメントやモルタルにアクリル繊維などを混ぜたもので作った、模造の岩石。テーマパーク・動物園・水族館などで使用される。
ぎょうかい‐かくれきがん【凝灰角礫岩】
火砕岩(かさいがん)の一。直径32ミリ以上の火山岩塊と多量の火山灰とからなる岩石。
ぎょうかい‐がん【凝灰岩】
堆積岩(たいせきがん)の一。火山灰をはじめとする直径4ミリ以下の火山噴出物が固まってできた岩石。もろいが加工しやすく、建築・土木用石材とする。タフ。
くかい‐がん【苦灰岩】
堆積岩の一。主に苦灰石からなる白色ないし暗灰色の岩石。セメント原料などに利用される。ドロマイト。ドロストーン。白雲岩(はくうんがん)。