へん‐がん【片岩】
⇒結晶片岩(けっしょうへんがん)
へんこう‐けんびきょう【偏光顕微鏡】
偏光を利用して、試料の光学的性質を調べる顕微鏡。上下2枚の偏光板の間に回転載物台があり、下から光を当てて観察する。岩石や鉱物の薄片を調べるのに用いられ、岩石顕微鏡・鉱物顕微鏡ともいう。
へんしつ‐たい【変質帯】
岩石の鉱物組成が熱水によって局所的に変化した領域。熱水の組成に応じて、石英・明礬(みょうばん)・黄鉄鉱・緑泥石などを生じる。
へんせい‐がん【変成岩】
堆積(たいせき)岩や火成岩が変成作用を受けてできた岩石。圧砕岩・片麻岩・ホルンフェルスなどがある。
へんせい‐さよう【変成作用】
地下深部で、既存の岩石が温度や圧力の上昇によって変化し、鉱物組成や組織の違う岩石になること。この変化は大部分が固体の状態のままで起きる。広域変成作用・接触変成作用などがある。
へんせい‐たい【変成帯】
変成岩が分布する領域。日本では、領家変成帯や三波川変成帯などが知られる。
へんま‐がん【片麻岩】
変成岩の一。広域変成作用でできた、粗い縞(しま)状構造をもつ岩石。鉱物組成は花崗岩(かこうがん)に似たものが多く、石英・長石・雲母・角閃石などからなる。
へん‐り【片理】
針状・柱状や板状の鉱物が一定方向に配列する岩石の構造。結晶片岩に特徴的にみられ、岩石は薄く平行に割れやすい。片状構造。
ベスタ【Vesta】
小惑星の一。1807年にドイツのオルバースにより発見。名称はローマ神話の女神ウェスタに由来し、ガウスにより命名された。直径538キロメートル。軌道長半径は2.4天文単位。公転周期は約3.6年。表...
ベニ‐ハッサン【Beni Hasan】
エジプト、ナイル川中流東岸にある墳墓群。ミニヤの南東約20キロメートルに位置する。主に中王国時代に岩壁を穿(うが)って築かれた39基の岩窟墳墓がある。アメンエムハト、クヌムホテプ2世、バケト3世...