きし‐ね【岸根】
川岸・湖岸などの、水に接する所。「—の柳がもとに」〈浮・五人女・三〉
きしのやなぎ【岸の柳】
長唄。杵屋梅彦作詞、3世杵屋正次郎作曲。明治6年(1873)発表。隅田川・柳橋・本所あたりの江戸情緒と夏の風物を描いたもの。
きし‐は【岸派】
日本画の流派の一。岸駒(がんく)を祖として、江戸後期から明治期に栄えた。各流派を折衷し、あくの強い独特の写生画風で知られる。主な画家は、岸駒の長男岸岱(がんたい)、河村文鳳(かわむらぶんぽう)・...
きし‐べ【岸辺】
岸に沿った所。岸のあたり。
きしべ‐の‐マリアきょうかい【岸辺のマリア教会】
《Maria am Gestade》⇒マリア‐アム‐ゲシュターデ教会
きしわだ【岸和田】
大阪府南西部の市。大阪湾に臨む。もと岡部氏の城下町。繊維・機械工業などが発達。人口19.9万(2010)。
きしわだ‐し【岸和田市】
⇒岸和田
きしわだ‐じょう【岸和田城】
岸和田市にあった城。天正13年(1585)小出秀政が入封し修築したもので、寛永17年(1640)以降岡部氏在城。千亀利(ちぎり)城。