き【崎】
[音]キ(漢) [訓]さき みさき [学習漢字]4年 〈キ〉 1 山道がけわしい。「崎嶇(きく)」 2 長崎のこと。「崎陽」 〈さき(ざき)〉みさき。「観音崎(かんのんざき)」
き‐く【崎嶇】
[名](スル)険しいこと。容易でないこと。また、辛苦すること。「万里に流飄(りゅうひょう)し重阻に—す」〈東海散士・佳人之奇遇〉 [ト・タル][文][形動タリ] 1 山道の険しいさま。「—た...
き‐もん【崎門】
儒学者、山崎闇斎(やまざきあんさい)の門下。
きよう【崎陽】
長崎の異称。江戸時代、漢学者が中国風に呼んだもの。
さき【崎/岬/埼/碕】
《「先」と同語源》 1 海に向かって突き出ている陸の先端。みさき。「御前(おまえ)—」「妹と来し敏馬(みぬめ)の—を」〈万・四四九〉 2 山や丘が平地に突き出た先端。山の鼻。「玉桙(たまほこ)の...
み‐さき【岬/崎】
海や湖などに細長く突き出ている陸地。「—の灯台」 [補説]書名別項。→岬
みさき‐み【岬回/崎廻】
《「み」は、まわり、入り曲がった所の意》岬のまわり。また、岬の湾曲した所。「—の荒磯(ありそ)に寄する五百重(いほへ)波立ちても居ても我(あ)が思へる君」〈万・五六八〉