ざんぱ‐みさき【残波岬】
沖縄県、沖縄本島中部にある岬。中頭(なかがみ)郡読谷(よみたん)村に属し、東シナ海に突出する。北側に高さ約30メートルの琉球(りゅうきゅう)石灰岩からなる断崖が1キロメートル続く。近くの残波ビー...
しおや‐ざき【塩屋埼】
福島県いわき市東部にある岬。高さ50メートルの海食崖で太平洋に突出している。先端には明治32年(1899)建造の灯台がある。
しっ‐ぴ【櫛比】
[名](スル)櫛(くし)の歯のように、すきまなく並んでいること。「月の光は崖下の—した屋根屋根を照し」〈宮本・伸子〉
しのしょうり【死の勝利】
《原題、(イタリア)Il Trionfo della Morte》ダヌンツィオの長編小説。1894年刊。性愛の妄執と鬱屈(うっくつ)から、恋人とともに断崖から身を投じるジョルジョの心理を描く。...
シバーム【Shibam】
イエメン中央部、ハドラマウト地方の都市。城壁に囲まれた旧市街には、日干し煉瓦(れんが)造りの5階から9階建ての高層家屋が並び、「砂漠のマンハッタン」と称される。これらの高層家屋は、洪水や遊牧民...
シパダン‐とう【シパダン島】
《Pulau Sipadan》マレーシア、ボルネオ島の北東、セレベス海に浮かぶ島。水深600メートル以深の海底から突き出た島で、周囲をサンゴ礁に囲まれる。環礁の外側は断崖になっており、ウミガメの...
シピ‐たき【シピ滝】
《Sipi Falls》ウガンダ東部、シピ川にかかる大小三つの滝の総称。ムバレの近郊、エルゴン山国立公園の西縁に位置する。最大落差約30メートル。緑に覆われた崖から流れ落ち、同国有数の景勝地の一...
シモノペトラ‐しゅうどういん【シモノペトラ修道院】
《Moni Simonopetra/Μονή Σιμωνόπετρα》ギリシャ北部、ハルキディキ半島にある東方正教会の聖地アトス山の修道院。半島南岸、海面から約330メートルの高さの断崖の上に建...
しゃこたん‐はんとう【積丹半島】
北海道西部、日本海に突出した半島。海食崖(かいしょくがい)が発達し、ニセコ積丹小樽海岸国定公園の一部。
シャハラ【Shahara】
イエメン北西部の町。標高2800メートルの急峻(きゅうしゅん)な山岳地域にあり、要塞化された集落はオスマン帝国の攻撃に耐えたことで知られる。天空の橋とよばれる、断崖にかかる石造のアーチ橋が有名。