ひじかわ‐おろし【肱川颪】
⇒肱川嵐
ひ‐にく【皮肉】
[名・形動] 1 皮と肉。また、からだ。「六尺の—と共に夜半の嵐に吹き籠めて」〈樗牛・滝口入道〉 2 うわべだけなこと。また、そのさま。皮相。「年を取るに連れて趣味が—になって行くんだね」〈谷崎...
ひや‐むぎ【冷(や)麦】
細打ちにしたうどんを冷水や氷で冷やし、つゆをつけて食べるもの。《季 夏》「—や嵐のわたる膳の上/支考」→素麺(そうめん)
ひれんきるべし【悲恋斬るべし】
滝沢美恵子の短編時代小説集。平成7年(1995)刊行。「乙女椿」「夏嵐」「白芙蓉」など全6作を収める。
フォーブッシュ‐げんしょう【フォーブッシュ減少】
《Forbush decrease》地球に降り注ぐ宇宙線の強度が太陽活動による磁気嵐が発生したときに減少すること。フレアで放出された荷電粒子が宇宙線を遮るためと考えられている。名称は宇宙線を研究...
ふき‐あ・れる【吹(き)荒れる】
[動ラ下一][文]ふきあ・る[ラ下二]風が激しく吹きつづける。吹きすさぶ。「春の嵐が—・れる」
ふき‐た・てる【吹(き)立てる】
[動タ下一][文]ふきた・つ[タ下二] 1 笛などを、高らかに吹き鳴らす。「いっせいにらっぱを—・てる」 2 大げさにしゃべりまくる。大言壮語する。「盛んに変哲学を—・てる」〈魯庵・社会百面相〉...
ふき‐まど・う【吹き惑ふ】
[動ハ四]風が、方向を定めずに激しく吹く。吹きまくる。吹きまよう。「四方の嵐も…もの恐ろしげに—・ひて」〈狭衣・二〉
ふ‐とん【布団/蒲団】
《「ふ(蒲)」「とん(団)」は唐音。「布」は「蒲」に当てた字》 1 布地を縫い合わせ、中に綿・羽毛などを入れた寝具。敷き布団・掛け布団など。「—を敷く」「—を上げる」「煎餅(せんべい)—」《季 ...
ふみ‐こ・える【踏(み)越える】
[動ア下一][文]ふみこ・ゆ[ヤ下二] 1 踏んで越える。踏みしめて通り過ぎる。「難所を—・えて行く」 2 ある範囲の外に出る。境界を越える。「法を—・えた行動」 3 困難などに打ちかって進む。...