せんせいのかばん【センセイの鞄】
川上弘美の恋愛小説。37歳のツキコさんと、学生時代の恩師センセイの恋物語。平成13年(2001)刊行。同年、第37回谷崎潤一郎賞受賞。平成15年(2003)ドラマ化。
せんにゅう‐だこう【穿入蛇行】
屈曲した谷を川が蛇行して流れること。また、その状態。自由蛇行に対していう。日本では大井川、熊野川、四万十川上流部などにみられる。穿入曲流。下刻蛇行。
そううん‐きょう【層雲峡】
北海道中央部、大雪山北麓にある石狩川上流の峡谷。大函(おおばこ)・小函(こばこ)と呼ばれる柱状節理の発達した景勝地や温泉がある。大雪山国立公園の一部。アイヌ語「ソ‐ウン‐ベッ」(滝のある川)を大...
そうし‐しばい【壮士芝居】
明治中期、自由党の壮士や青年知識階級の書生が、自由民権思想を広めるために始めた演劇。明治21年(1888)に角藤定憲(すどうさだのり)、同24年に川上音二郎が一座を興した。のち、新派劇に発展。...
そよう‐きょう【蘇陽峡】
熊本県中央東部にあるU字形の峡谷。五ヶ瀬川上流が浸食してできた。阿蘇(あそ)の南外輪山に連なる標高550メートルの高原にあり、約200〜300メートルのほぼ垂直に切り立った絶壁が約10キロメート...
たかちほ‐きょう【高千穂峡】
宮崎県北部、五ヶ瀬川上流の峡谷。阿蘇山の溶岩が浸食されたもので、名勝・天然記念物。
たきのしらいと【滝の白糸】
戯曲。泉鏡花の小説「義血侠血」を脚色したもの。明治28年(1895)川上音二郎一座により浅草座で初演。滝の白糸とよばれる水芸人と向学の青年村越欣也の悲恋物語。新派の代表狂言の一。
たごくら‐こ【田子倉湖】
福島県西部、只見(ただみ)川上流にある人造湖。田子倉ダムの完成でできた。面積10平方キロメートル、湖面標高510メートル、水深52メートル。湖の名は水没した田子倉集落の名にちなむ。越後三山只見国...
たごくら‐ダム【田子倉ダム】
福島県西部、只見(ただみ)川上流にあるダム。堤高145メートル。有効貯水量3億7000万立方メートル。ダム湖は田子倉湖。
たせ‐こ【田瀬湖】
岩手県中部、花巻市にある人造湖。猿ヶ石川上流に造られた田瀬ダムによってできた。周囲約45キロメートルで、コイ・ヘラブナなど20種類の淡水魚が生息する。レジャー施設も多く、観光地となっている。