テレマックのぼうけん【テレマックの冒険】
《原題、(フランス)Les Aventures de Télémaque》フランスの小説家フェヌロンの長編小説。1699年刊。父オデュッセウスの行方を捜して諸国を巡るテレマックの冒険を描く。ルイ...
てん‐くう【天空】
広々とした空。大空。「—をかけ巡る」
にょう‐どう【繞堂/遶堂】
法会(ほうえ)のとき、衆僧が仏像などの周囲を読経しながら、右回りに巡ること。繞仏。行道。
ぬまち【沼地】
芥川竜之介の短編小説。狂気の中で死んだ画家の油絵を巡る主人公と新聞記者のやり取りを描く。大正8年(1919)5月、雑誌「新潮」に掲載。当初は「私の出遇った事」の総題で発表された2編の小説のうちの...
のりそだそうどうき【ノリソダ騒動記】
杉浦明平の小説。昭和28年(1953)刊。地方ボスと共産党地区細胞の、ノリ漁業権を巡る政治抗争を、ユーモアを交えて描いたルポルタージュ文学。
ひょうりゅうさいばん【漂流裁判】
笹倉明の長編小説。昭和63年(1988)刊。レイプ裁判を巡る法廷ミステリー。同年の第6回サントリーミステリー大賞受賞。
ビンゲンのヒルデガルトのせかい【ビンゲンのヒルデガルトの世界】
種村季弘の随筆集。中世ヨーロッパの神秘家「ビンゲンのヒルデガルト」を巡る思索を展開。平成6年(1994)刊行。翌年、第45回芸術選奨および第3回斎藤緑雨賞受賞。
ふうすいせんせいしもんのなぞをとく【風水先生「四門の謎」を解く】
荒俣宏の著作。平成12年(2000)刊行。「風水先生」シリーズの第3作。封印された四つの聖地「四門」を巡る日本の秘められた歴史を考察する。
まいひめろんそう【「舞姫」論争】
森鴎外の小説「舞姫」を巡る文学論争。明治23年(1890)1月に「舞姫」が雑誌「国民之友」に掲載され、同年2月に文芸評論家の石橋忍月が「舞姫」と題する批評を気取半之丞の筆名で発表。恋愛と功名の両...
マカレナ‐きょうかい【マカレナ教会】
《Basílica de la Macarena》スペイン南西部の都市セビリアにある教会。1949年にネオバロック様式で建造。主祭壇に17世紀に制作された「希望の聖母」を祭る。聖母像を山車に乗せ...