ひだり‐まえ【左前】
1 相手から見て、左の衽(おくみ)を上に出して和服を着ること。普通の着方と反対で、死者の装束に用いる。ただし、女性の洋服類は左前に仕立てる。 2 運が傾くこと。経済的に苦しくなること。左向き。「...
ひだり‐まき【左巻(き)】
1 左の方へ巻くこと。時計の針の回り方と反対に巻いていること。 2 《つむじが左に巻いている人は頭が悪いという俗説から》頭の働きが鈍いこと。
ひだり‐まわり【左回り】
左の方へ向かって回ること。時計の針の進む方向と逆に回ること。反時計回り。
ひだり‐みぎ【左右】
1 左と右。左方と右方。さゆう。 2 左と右を取り違えること。みぎひだり。「サンダルを—に履く」 3 あれこれとすること。あれやこれや。とやかく。多く「に」を伴って副詞的に用いる。「—に苦しう思...
ひだり‐むき【左向き】
1 左の方へ向くこと。左の方に向いていること。 2 「左前(ひだりまえ)2」に同じ。
ひだり‐もじ【左文字】
裏返しに見た形の文字。印章などに刻んだ文字。鏡文字。「—にぞ印(おし)たりける」〈読・弓張月・残〉
ひだり‐ゆがみ【左歪み】
1 左側がゆがんでいること。また、左の方へゆがむこと。 2 夫婦の身分や貧富がふつりあいであること。「貧しき者、たのしき妻(め)をまうくるは、—と云ふ事なれば」〈盛衰記・一〉
ひだりよこずれ‐だんそう【左横ずれ断層】
⇒横ずれ断層
ひだり‐よつ【左四つ】
相撲で、互いに左手を下手(したて)に組んだ体勢。
ひだり‐より【左寄り】
1 左側に寄った方。 2 思想や言動が左翼的であること。