ろくじょう‐け【六条家】
平安末期から鎌倉初期にかけて栄えた和歌の家系。京都六条烏丸に住んだ藤原顕季(ふじわらのあきすえ)を祖とし、顕輔(あきすけ)・清輔・顕昭(けんしょう)などすぐれた歌人・歌学者を出した。趣向を重んじ...
ろっかせんすがたのいろどり【六歌仙容彩】
歌舞伎舞踊。義太夫・長唄・清元。松本幸二作詞、10世杵屋六左衛門・初世清元斎兵衛作曲。天保2年(1831)江戸中村座初演。平安時代の六歌仙を扱ったもので、小野小町に思いを寄せる五人の男性歌人を踊...
ろっ‐き【六器】
密教の法具の一。閼伽(あか)・塗香(ずこう)・華鬘(けまん)を盛る金銅製の器。火舎(かしゃ)の左右に3個ずつ置き、6個で一具となる。
ロッキング‐だっせん【ロッキング脱線】
地震の強い横揺れによって起こる列車の脱線。左右の車輪が交互に浮き上がる状態で走行を続けるうちに、車輪のフランジがレールの上面に乗り上げ、脱線する。 [補説]平成16年(2004)の新潟県中越地震...
ろっ‐こつ【肋骨】
1 脊柱の胸椎と結合し、腹方に湾曲して、胸部の内臓を保護する弓形の骨。人間では左右12対あり、上方の7対は前端が胸骨に連絡する。あばらぼね。 2 《1に似ているところから》 ㋐船の、肋材(ろくざ...
ろっぴゃくばんちんじょう【六百番陳状】
鎌倉初期の歌論書。1巻。顕昭(けんしょう)著。六百番歌合における藤原俊成の判詞に異見を述べたもの。御子左(みこひだり)家(俊成)と六条家(顕昭)との対立を背景として、歌論史上、重要な資料。顕昭陳状。
ローイング【rowing】
1 オールでボートをこぐこと。 2 水上スポーツの一。直線のコースを、オールでボートをこいで速さを競う。左右1本ずつ2本のオールで両側をこぐスカル、1本のオールを両手で持って片側をこぐスイープに...
ローカライザー【localizer】
計器着陸装置(ILS)のうち、航空機に電波を発射し、水平方向の誘導を指示する装置。航空機は周波数が異なる二種類の指向性電波を受信し、その強度を比較することで左右のずれを検出することができる。
ロータリー‐しゃ【ロータリー車】
前頭部に羽根車を備え、回転させて雪を左右にはね飛ばす形式の除雪車。ロータリー除雪車。
ローリング【rolling】
[名](スル) 1 転がること。回転すること。また、左右に揺れること。 2 船舶・航空機などが進行方向に対して横に揺れること。横揺れ。ロール。「船が大きく—する」⇔ピッチング。