いい‐すく・める【言い竦める】
[動マ下一][文]いひすく・む[マ下二]相手を言葉巧みにやりこめる。
いい‐な・す【言い做す】
[動サ五(四)] 1 事実とは違うことを事実らしく言う。「彼が犯人であるかのように—・す」「針を棒に—・す」 2 取りなして言う。取りはからって言う。「巧みに—・して仲直りさせる」 3 特に強調...
いい‐な・れる【言(い)慣れる/言い馴れる】
[動ラ下一][文]いひな・る[ラ下二] 1 言うことにすっかり慣れている。言いつける。「—・れた旧姓で呼んでしまう」 2 言い寄ってなれ親しむ。「こと多く—・れたらむ方にぞなびかむかし」〈源・末...
いい‐ぬ・ける【言(い)抜ける】
[動カ下一][文]いひぬ・く[カ下二]言葉巧みにごまかして、責任などを逃れる。言い逃れる。「詰問をうまく—・ける」
いい‐まる・める【言(い)丸める】
[動マ下一][文]いひまる・む[マ下二]言葉巧みに相手を自分の方に引き込む。言いくるめる。「交渉相手に—・められる」
いい‐まわ・す【言(い)回す】
[動サ五(四)] 1 遠まわしに言う。「—・した表現で真意がつかみにくい」 2 うまく言い表す。巧みに表現する。「仮名といふもの書きまぜず、むべむべしく—・し侍るに」〈源・帚木〉 3 言いふらす...
い・し【美し】
[形シク] 1 よい。すばらしい。見事である。「鞠は—・しいものかな」〈弁内侍日記〉 2 巧みである。じょうずだ。「歌の音(こゑ)のよさよ、—・しう—・しうとほめられたり」〈盛衰記・一七〉 3 ...
いと‐さばき【糸捌き】
1 糸の取り扱い方。 2 琴や三味線などの弾き方。「巧みな—」
いな・す【往なす/去なす】
[動サ五(四)] 1 《2から》攻撃を簡単にあしらう。また、自分に向けられた追及を言葉巧みにかわす。「鋭い質問を軽く—・す」 2 相撲で、急に体をかわして、攻撃に出ている相手の体勢を崩す。「—・...
いりおもて‐やまねこ【西表山猫】
ネコ科の哺乳類。原始的なヤマネコで、体長50〜60センチ。耳が丸く、体色は灰褐色で、暗褐色の斑点がある。森林にすみ、鳥・トカゲなどのほか、巧みに潜水して魚などを捕食。西表島にだけ生息し、昭和40...