たまより‐ひめ【玉依姫】
《「たまよりびめ」とも》 神霊を宿す女性。巫女(みこ)などの称。 日本神話で、海の神の娘。鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)の妃となり、神日本磐余彦尊(かんやまといわれびこのみこ...
ちはや【襅/千早】
1 巫女(みこ)や台所仕事をする女性のかけた、たすき。 2 巫女や先払いの神人などが着る服。白布に花鳥草木を青摺(あおず)りにした袖無し。
て‐あぶり【手焙り】
手をあぶるのに使う小形の火ばち。《季 冬》「かの巫女(みこ)の—の手を恋ひわたる/誓子」
ない‐し【内侍】
1 内侍司(ないしのつかさ)の女官の総称。また特に、掌侍(ないしのじょう)のこと。 2 斎宮寮(さいぐうりょう)の女官。 3 厳島(いつくしま)神社に仕えた巫女(みこ)。
ノルマ【Norma】
ベリーニのイタリア語によるオペラ。全2幕。1831年初演。古代ローマ時代のガリアを舞台に、巫女ノルマの愛と自己犠牲を描いた悲劇。第1幕のアリア「清らかな女神よ」が有名。
人(ひと)にして恒(つね)無(な)くんば以(もっ)て巫医(ふい)を作(な)す可(べ)からず
《「論語」子路から》人間にとって最も大切な、いついかなる時も変わることのない良心を持たない者は、巫女(みこ)や医者でも救うことができない。
ふ【巫】
[人名用漢字] [音]フ(慣) [訓]かんなぎ 神霊と交わる呪術師。シャーマン。みこ。「巫覡(ふげき)・巫蠱(ふこ)・巫祝・巫術・巫女(ふじょ)」 [難読]巫山戯(ふざけ)る・巫女(みこ)
ふ‐い【巫医】
《「ぶい」とも》巫女(みこ)と医者。また、両者の役割を兼ねた者。
ふ‐こ【巫蠱】
巫女(みこ)やまじない師。また、まじないで、人をのろうこと。「—神仏に惑溺し」〈福沢・学問のすゝめ〉
ほとけ‐おろし【仏降ろし】
東北地方北部で、葬式ののち、巫女(みこ)を頼んで死者の口寄せをすること。仏のみちあけ。