おん‐ども【俺共/己共】
[代]《「おれども」の音変化》一人称の人代名詞。おれ。われわれ。「—が二十七の年」〈浄・博多小女郎〉
き【己】
十干(じっかん)の第六。つちのと。
き【己】
⇒こ
こ【己】
[音]コ(呉) キ(漢) [訓]おのれ つちのと [学習漢字]6年 〈コ〉おのれ。自分。「一己・自己・利己」 〈キ〉おのれ。「克己・知己」 [名のり]おと・な・み
こ‐しん【己心】
仏語。自分の心。自己の心。
こ‐しん【己身】
仏語。自分のからだ。
こしん‐の‐みだ【己心の弥陀】
阿弥陀仏は、極楽浄土にあるのではなく、自分自身の心にあるということ。唯心(ゆいしん)の弥陀。己身の弥陀。
こしん‐の‐みだ【己身の弥陀】
「己心(こしん)の弥陀」に同じ。
つち‐の‐と【己】
《「土の弟(と)」の意》十干の6番目。き。
な【己/汝】
[代] 1 一人称の人代名詞。わたくし。自分。「常世辺(とこよへ)に住むべきものを剣大刀—が心からおそやこの君」〈万・一七四一〉 2 二人称の人代名詞。あなた。おまえ。なんじ。「千鳥鳴く佐保の川...