こくさい‐かかく【国債価格】
国債の市場価格。市場金利が上昇すると下落し、金利が下落すると上昇する。国債の価格が下落すると国債の流通利回り(長期金利)は上昇し、価格が上昇すると利回りは下落する。また、発行者である国の信用力が...
こくさい‐かかく【国際価格】
国際市場で成立する価格。取引規模が大きく、その価格が世界市場を支配するような価格。
こくさい‐カルテル【国際カルテル】
国際的な規模のカルテル。2国以上の巨大企業が、世界市場の分割、価格の設定、生産数量の制限などの協定を結ぶもの。
こくさい‐きょうそう【国際競争】
国際市場における国家間・企業間の競争。経済のグローバル化により、国家間の参入障壁が低くなり、世界が大きな一つの市場と化した側面があるため、事業機会が増える一方で、外国企業と競合する場面も増加した...
こくさい‐きょうそうりょく【国際競争力】
一国の産業・企業、あるいはその製品・サービスが、国際市場でシェアを拡大し、市場に影響を与える力。また、国や都市が、他国から企業や人材を呼び込み、経済的な繁栄を達成する能力。
こくさいきんゆうあんていせい‐ほうこくしょ【国際金融安定性報告書】
国際通貨基金(IMF)が国際金融市場の安定性について現状分析を行い、今後の予測や対応策などを示す文書。年2回発行。世界の金融システムや各加盟国の金融政策を対象とするIMFのサーベイランスの結果と...
こくさい‐きんゆうセンター【国際金融センター】
居住者・非居住者間もしくは非居住者間の国境を越えた資金取引など国際金融取引が活発に行われている金融・資本市場。また、その市場がある都市・地域。ニューヨーク・ロンドン・東京など。
こくさい‐きんり【国債金利】
国債の表面利率、または流通利回りのこと。国債の表面利率は、発行時の市場の実勢に即して財務省が決定し、満期まで変わらない。流通利回りは、国債の購入価格(市場価格)によって変動する。→国債価格 [補...
こくさいしじょうとくべつさんかしゃ‐せいど【国債市場特別参加者制度】
財務省が、指定した銀行や証券会社のみと国債などの直接取引を行う制度。米国などのプライマリーディーラー制度を模して平成16年(2004)に導入。指定された金融機関は、国債の安定消化のため一定の引き...
こくさい‐しょうひんしじょう【国際商品市場】
国際的に大きな需要・供給があり、広く取引される小麦・砂糖・綿花・羊毛などの市場。