ふ‐えん【敷衍/布衍/敷延】
[名](スル)《「衍」はのべる意》 1 おし広げること。「それを種にして、空想で—した愚痴」〈宇野浩二・蔵の中〉 2 意味・趣旨をおし広げて説明すること。例などをあげて、くわしく説明すること。「...
ふ‐か【布貨】
⇒布銭(ふせん)
ふき【菜蕗/蕗/富貴/布貴】
箏曲(そうきょく)。八橋検校作曲。源氏物語・和漢朗詠集などに取材した7連の歌からなる。箏組歌(ことくみうた)の代表曲で、表組の第1曲。菜蕗組。越天楽(えてんらく)。 筑紫流箏曲。の原曲で、...
ふ‐きょう【布教】
[名](スル)ある宗教を一般に広めること。「各地を回って—する」「—活動」
ふ‐きょく【布局】
1 全体の配置・配分のようす。「色彩上のニュアンスや—に関する争論の為に」〈荷風・ふらんす物語〉 2 碁石を局面に配置すること。また、その配置。
ふ‐きん【布巾】
食器類をふく布。
ふ‐こく【布告】
[名](スル) 1 広く一般に告げ知らせること。 2 国家の決定的意思を、国民や相手国に公式に知らせること。「宣戦を—する」 3 明治19年(1886)以前に発布された法律・勅令・省令にあたるも...
ふさつ【布薩】
《(梵)upoṣadhaの音写。説戒・斎などと訳す》同一地域の僧が毎月2回、新月と満月の日に集まって戒本を誦し、互いに自己反省し、罪過を懺悔(さんげ)する行事。在家では六斎日などに八斎戒を守るこ...
ふじな‐やき【布志名焼】
出雲焼の一。島根県松江市玉湯町布志名に産する陶器。明和元年(1764)船木与治兵衛の創業という。民芸陶として知られる。
ふ‐じん【布陣】
[名](スル) 1 戦いの陣をしくこと。また、その陣。「谷を挟んで—する」 2 団体競技や論争での、人員配置などの構え。「若手中心の—」