て‐ふき【手拭き】
手などをふく布、または紙。
て‐ぶくろ【手袋】
毛糸、または皮・布・ゴムなどで作り、手にはめる袋状のもの。防寒・保護・装飾などのために用いる。《季 冬》「—とるや指輪の石のうすぐもり/しづの女」
て‐ぼそ【手細】
1 頰(ほお)かぶりなどに用いる絹の布。「紫の—にて頰かぶりして顔は見せざりき」〈浮・男色大鑑・六〉 2 腰帯のこと。「ゆかりの色や紫の、縮緬(ちりめん)—結び下げ」〈松の葉・四〉 3 江戸で、...
て‐まわ・す【手回す】
[動サ四]手配する。「布団を二帖ほど—・さんならんが」〈咄・臍の宿替〉
てりは‐ぼく【照葉木】
テリハボク科の常緑高木。海岸に生え、高さ約20メートル。葉は長楕円形、堅い革質で光沢がある。花は白色。小笠原・沖縄諸島などに分布。防風林とし、材はマホガニーの代用にする。
てり‐ふ【照(り)布】
上質の白い麻布。乾きが速いので、茶の湯で茶巾(ちゃきん)に用いる。
テリー‐クロス【terry cloth】
布面に輪奈(わな)を織り出した厚地の綿織物。吸水性がよく、バスローブ・ビーチウエアなどに用いる。タオル地。
テル【tell】
西アジア一帯に分布する丘状の遺跡。日干しれんがや石積みの建造物が廃墟となった地に建築が繰り返され、石材などが堆積して小高い丘となったもの。テぺ。タペ。
てん【貂/黄鼬】
食肉目イタチ科テン属の哺乳類。イタチに似て、体長45〜50センチ、尾長17〜23センチ。夏毛は全体に褐色。冬毛は変異がみられ、キテンとスステンの2型がある。夜行性で、小動物などを捕食。毛皮がよい...
てん‐え【天衣】
《連声(れんじょう)で「てんね」とも》菩薩(ぼさつ)や天人などが肩から胸に垂らしている長い布。→てんい(天衣)