は‐ちびき【葉血引】
スズキ目ハチビキ科の海水魚。全長約50センチ。背は赤褐色、腹は淡色。本州中部以南や南アフリカのやや深海に分布。
はち‐まき【鉢巻(き)】
1 額や後頭部のあたりを布・手拭いなどで巻くこと。また、その布。 2 昔、武士が武装の際、兜(かぶと)の下の烏帽子(えぼし)がぬげ落ちるのを防ぐため、ふちを布で巻いたこと。また、その布。 3 帽...
はち‐われ【鉢割れ】
1 犬・猫の額の斑が、鼻筋を境に左右に分かれているもの。古くは飼うのを忌むことが多かった。 2 オナガザメ科の海水魚。全長4メートル以上になり、後頭部から胸びれの方へ走る溝がある。南日本から熱帯...
はっ‐かけ【八掛】
袷(あわせ)長着の裏裾に用いる布。前後身頃(みごろ)の裾に4布、衽(おくみ)に2布、襟先に2布、合わせて8枚あるのでいう。裾取り。裾回し。
はっか‐ちょう【八哥鳥】
ムクドリ科の鳥。全長27センチくらい。全体に黒色で、翼に白斑があり、額に冠羽をもつ。飼い鳥とされ、よく人になれる。中国・東南アジアに分布し、台湾の亜種を加令(カーレン)とよぶ。小九官鳥。ははちょう。
はっ‐かん【白鷴】
キジ科の鳥。雄は尾が長くて全長約1メートル。雌は約50センチ。雄は背面が白、腹面が黒で顔が赤い。雌は褐色。中国南西部の森林に分布。
はっきん‐じ【白金耳】
白金製の針金に柄を付けたもの。先端は直径3ミリメートル程度のループ状になっており、微生物などを含む液体を寒天培地に塗布する場合に用いられる。白金製のほか、廉価なニクロム製のものがあり、いずれも火...
はっこう‐ふ【八講布】
昔、宮中の法華八講のとき、布施(ふせ)として僧侶に与えた麻布。越中(富山県)・加賀(石川県)などで産出。
はっさく‐の‐すずめ【八朔の雀】
八朔の祝いの贈り物に添える絹布で作った雀。「—は数珠玉につなぎ捨てられ」〈浮・胸算用・一〉
はっ‐すい【撥水】
布・紙などが、表面で水をはじくこと。「—加工」