ひゃく‐だんな【百檀那/百旦那】
盆暮れや法事のときなどの布施(ふせ)に、100文くらいしか出さない檀家(だんか)。「—粗砥(あらと)ほどな(=墓石)をあつらへる」〈柳多留・一二〉
ひゃくぶんい‐すう【百分位数】
統計解析において、データの相対的位置をみるのに用いる数値の一。度数分布で与えられた全データを百等分した点で、50番目の百分位数が中央値にあたる。パーセンタイル。百分位点。百分位値。→分位数
ひゃっぽ‐だ【百歩蛇】
クサリヘビ科の毒蛇。全長約1メートル。体は太く、灰褐色の地に暗褐色の三角形の斑紋が並ぶ。吻(ふん)端はとがり、上を向く。台湾・中国南部などに分布。長大な毒牙をもち、かまれると百歩行かないうちに死...
ひやっ‐と
[副](スル) 1 瞬間的に冷たく感じるさま。ひやりと。「—した湧き水」 2 恐怖や驚きで緊張するさま。ひやりと。「財布をなくしたかと—する」
ひゅうが‐みずき【日向水木】
マンサク科の落葉低木。山地に自生し、高さ2〜3メートル。枝は細く、よく分枝し、葉は卵形。春、葉より先に、黄色の花が2、3個ずつ垂れて咲く。北陸・近畿地方に分布。庭木にする。伊予みずき。
ひょう‐ぐ【表具/裱具】
紙・布などをはって、巻物・掛け物・帖(じょう)・屏風(びょうぶ)・ふすまなどに仕立てること。表装。
ひょう‐し【表紙】
1 書籍や帳簿の中身を保護し、内容表示・装飾などをするために取り付けられた厚紙・革・布などの外装の部分。 2 巻き物を巻いたとき、表に出る部分に貼る布帛(ふはく)や紙。
ひょうじゅん‐イルミナント【標準イルミナント】
物体の色を測定するために指定された光。CIE(国際照明委員会)が相対的な分光分布を数値だけで規定した標準イルミナントAおよびD65をさす。また、この二つの光について、実際に使用できる具体的な人工...
ひょうじゅん‐こうげん【標準光源】
1 物体の色を測定するために指定された光を照射する人工光源。CIE(国際照明委員会)により、相対的な分光分布を定めた標準イルミナント(標準の光)AおよびD65を照射する具体的な光源として、A光源...
ひょうたい【氷体】
ある範囲に連続してまとまって分布する氷の塊。厳密な定義はないが、一般に降り積もった雪が固まった万年雪などをさす。重力によって流動する場合は氷河とよぶ。