マトラッセ【(フランス)matelassé】
布面に刺し子風の浮き模様のある織物のこと。表裏2枚の生地を別糸で接合したように織ったもので、表と裏が縫い合わされた部分はへこみ、その他はふくらんでいるのが特徴。
まとわ・す【纏わす】
[動サ五(四)] 1 まとうようにする。「からだに薄布を—・す」 2 絶えずそばを離れないでつきまとわせる。「この殿をば父(てて)ぞとて、むつまじう—・し奉り給ふ」〈宇津保・楼上上〉
まど‐かけ【窓掛(け)】
窓に掛ける布。カーテン。
マドレーヌ‐ぶんか【マドレーヌ文化】
ヨーロッパ後期旧石器時代最後の文化。フランス、ドルドーニュ地方のマドレーヌ(Madeleine)岩陰遺跡にちなんで命名。主としてフランス・スペインに分布し、ラスコーやアルタミラなどの洞窟壁画が有名。
まな‐がつお【真魚鰹/鯧】
スズキ目マナガツオ科の海水魚。全長約50センチ。体は菱状の卵円形で側扁し、うろこは小さくてはげやすい。体色は蒼灰白色。外洋性であるが産卵期には内湾に入る。本州中部以南に分布。美味。《季 冬》
マニフェスト【manifesto】
《「宣言(書)」「声明(書)」の意》 1 国政選挙では政党が、地方選挙では候補者が政権獲得後に実施する政策を具体的に挙げ、実施時期と予算措置について明確に有権者に提示した文書。政権公約。政策宣言...
マヌル‐ねこ【マヌル猫】
《マヌルはモンゴル語で「小さな山猫」の意》ネコ科の哺乳類。体長50〜65センチ、尾長20〜25センチ。体毛は長く密で黄灰色、頭部などに黒斑がある。耳は小さめで、やや低い位置につく。モンゴル・チベ...
ま‐はた【真羽太】
スズキ科の海水魚。沿岸の岩礁の間にすむ。全長約90センチ。体は長楕円形で側扁し、口が大きい。体色は紫がかった灰褐色で7本の暗褐色の横帯があるが、成魚になると不明瞭になる。本州中部以南に分布。食用。
ま‐ふ【麻布】
麻糸で織った布。麻の布。あさぬの。
まべ‐がい【まべ貝】
ウグイスガイ科の二枚貝。サンゴ礁などにみられ、烏帽子(えぼし)形で、殻長約15センチ。殻表は黒褐色、内面は青灰色で真珠光沢が強い。紀伊半島以南に分布し、半円真珠養殖の母貝に利用。