てい‐こく【帝国】
皇帝の統治する国家。「ローマ—」 「大日本(だいにっぽん)帝国」の略。 [補説]曲名別項。→帝国
ていこく【帝国】
《原題、(フランス)L'impériale》ハイドンの交響曲第53番ニ長調の通称。1778年作曲。通称の由来は不明。
ていこく‐がくしいん【帝国学士院】
学術の発達を図ることを目的に、明治39年(1906)文部大臣管理下に設置された最高学術機関。会員は定数100名で、勅任官待遇。日本学士院の前身。
ていこく‐きょういくかい【帝国教育会】
大日本教育会を母体に、明治29年(1896)に組織された全国的な教育者団体。のち、日本教育会と改称し、昭和23年(1948)まで存統。
ていこく‐ぎかい【帝国議会】
明治憲法下における、貴族院と衆議院とからなる立法機関。明治23年(1890)開設。権限は天皇の大権によって制限されていた。日本国憲法の成立により国会に改組。
ていこく‐けんぽう【帝国憲法】
「大日本(だいにっぽん)帝国憲法」の略。
ていこくけんぽうぎかい【帝国憲法義解】
「大日本帝国憲法」の解釈書。1巻。伊藤博文著。明治22年(1889)刊。
ていこく‐げいじゅついん【帝国芸術院】
日本芸術院の前身。昭和12年(1937)帝国美術院を改組・拡充したもので、美術のほか文学、音楽・演劇の2部門を新設。
ていこく‐げきじょう【帝国劇場】
東京都千代田区丸の内にある劇場。明治44年(1911)日本最初の純洋式劇場として開場。関東大震災で焼失したが、再建され、昭和41年(1966)東宝が新装改築。帝劇。
ていこく‐しゅぎ【帝国主義】
《imperialism》政治・経済・軍事などの面で、他国の犠牲において自国の利益や領土を拡大しようとする思想や政策。狭義には、資本主義の歴史的最高段階として19世紀後半に起こった独占資本主義に...