ナナ【Nana】
ゾラの長編小説。1880年刊。女優ナナの享楽的生活と、ナナをとりまく男たちの破局を通して、第二帝政時代の腐敗した社会の一面を描く。
にがつ‐かくめい【二月革命】
1848年2月、フランスに起こった市民革命。七月王政を倒し、第二共和制を樹立したが、まもなく内紛を生じ、ルイ=ナポレオンのクーデターと第二帝政の成立によって崩壊した。 1917年3月(ロシア...
ニヒリスト【nihilist】
1 ニヒリズムを信奉する人。虚無主義者。 2 19世紀後半の帝政ロシアにおける革命的民主主義者。また、その党派。虚無党。
ヌルッラバイ‐きゅうでん【ヌルッラバイ宮殿】
《Nurullaboy Saroyi》ウズベキスタン西部、ホラズム州の都市ヒバのディシャンカラにある宮殿。20世紀初めに建造。ロシアのシャンデリアや暖炉などがあり、帝政ロシアとイスラムの折衷様式...
はくえい‐ぐん【白衛軍】
1917年のロシア革命とその後の内戦時代に、ソビエト政権の打倒をめざして赤衛軍と戦った帝政派などによって組織された反革命軍。白軍。→赤衛軍
バウスカ【Bauska】
ラトビア南部、ゼムガレ地方の町。メーメレ川とムーサ川が合流し、リエルペ川となる地点に位置する。15世紀にリボニア騎士団がバウスカ城を建造。リトアニアとの交易の拠点として発展。17世紀から18世紀...
バウスカ‐じょう【バウスカ城】
《Bauskas Pils》ラトビア南部、ゼムガレ地方の町バウスカにある城址。15世紀にリボニア騎士団により建造。16世紀後半にクールラント大公が宮殿を増築したが、18世紀初頭に帝政ロシアの攻撃...
パクス‐ローマーナ【(ラテン)Pax Romana】
《ローマの平和の意》前27年のアウグストゥスによる帝政確立から五賢帝時代まで、約200年間続いたローマ世界の平和。広大な版図内の政治・治安は安定し、経済・文化も発展した。パックスロマーナ。
パラティーノ‐の‐おか【パラティーノの丘】
《Monte Palatino》イタリアの首都ローマにある丘。ローマの七丘の一で、古代ローマの政治・経済・商業の中心地だったフォロロマーノの南に位置する。初代ローマ皇帝オクタビアヌスの宮殿をはじ...
ひゃくにち‐てんか【百日天下】
1 ナポレオン1世が1815年にエルバ島を脱してパリに入り、帝政を復活してから、ワーテルローの戦いで敗北し退位するに至った約100日間の支配。 2 短期間の政権をいうたとえ。