にほんのくろいきり【日本の黒い霧】
松本清張によるルポルタージュ。雑誌「文芸春秋」に昭和35年(1960)1月号から12月号まで連載。下山事件、帝銀事件など、戦後の日本で起きた未解決事件の真相を推理する。単行本は昭和35年(196...
にほんゆうしゅうき【日本幽囚記】
文化8年(1811)千島列島に来航したロシア帝国軍人ゴロブニンの2年3か月余にわたる日本幽閉中の手記。1巻。1816年刊。文政年間(1818〜1830)に「遭厄日本紀事」、明治27年(1894)...
ニュルンベルク【Nürnberg】
ドイツ中南部、バイエルン州の商工業都市。ペグニッツ川沿いに位置する。11世紀に神聖ローマ帝国の帝国都市となり、城塞が置かれた。中世から商業都市として発展し、多くのゴシック建築が残る。玩具・文具の...
ニュルンベルク‐じょう【ニュルンベルク城】
《Nürnberger Burg》ドイツ中南部、バイエルン州の都市ニュルンベルクにある城。ペグニッツ川を見下ろす高台に位置する。11世紀半ばに神聖ローマ皇帝ハインリッヒ3世が築いた城塞に起源し、...
ニヨン【Nyon】
スイス西部、ボー州の都市。レマン湖北西岸に位置する。カエサルが築いたローマ帝国の植民都市に起源し、円形劇場や神殿の遺跡がある。サボイア家の居城だったニヨン城、および磁器のニヨン焼が有名。
にんげんばんざい【人間万歳】
武者小路実篤による戯曲。「中央公論」誌の大正11年(1922)9月号に掲載。大正14年(1925)、帝国劇場で文芸座により初演。
ニンファエウム【Nymphaeum】
ヨルダンの首都アンマンの旧市街中心部にある、古代ローマ帝国時代の噴水の遺跡。2世紀末に建造。泉の精ニンフを祭る。
ニーレジハーザ【Nyíregyháza】
ハンガリー北東部の都市。ティサ川上流域に位置する。古くから温泉保養地として知られる。砂質の土壌が広がり、果物や野菜の生産が盛ん。オスマン帝国占領からの解放後、スロバキア人が入植。鉄道の敷設に伴い...
ヌスレティエ‐モスク【Nusretiye Mosque】
トルコ北西部の都市イスタンブールの新市街にあるイスラム寺院。オスマン帝国のスルターン、セリム3世が建てたモスクがあったが火災に遭い、19世紀にマフムト2世により再建。バロック風の装飾が施され、2...
ヌミディア【Numidia】
古代、アフリカの北西部、現在のアルジェリア付近にあった地方名。前3世紀ごろ、ヌミディア王国が成立したが、のちローマ帝国の属州となった。