エフェソス‐こうかいぎ【エフェソス公会議】
431年、東ローマ皇帝テオドシウス2世の召集によりエフェソスで開かれた宗教会議。キリストの神性を否定したコンスタンチノープルの大主教ネストリウスを異端として破門、ニカイア信条の再確認が行われた。
エミルスルターン‐モスク【Emir Sultan Mosque】
トルコ北西部の都市ブルサにあるイスラム寺院。もともと14世紀に建てられたモスクがあり、19世紀初頭、オスマン帝国のスルターンであるセリム3世によって、ヨーロッパの建築様式を採り入れたロココオスマ...
エユップスルターン‐モスク【Eyüp Sultan Mosque】
トルコ北西部の都市イスタンブールの旧市街北西部にあるイスラム寺院。ハリチ湾(金角湾)の湾奥付近に位置する。15世紀半ば、オスマン帝国のスルターン、メフメット2世により建造。7世紀にコンスタンチノ...
エル‐ケフ【El Kef】
チュニジア北西部の都市。ジャンドゥーバの南約60キロメートルに位置する。ヌミディア王国時代に建設され、紀元1世紀に古代ローマの植民都市となった。アラブ、オスマン帝国の支配を経て、同国で最も早い時...
エルサレム‐こうこがくこうえん【エルサレム考古学公園】
《Jerusalem Archaeological Park》パレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街にある考古学公園。神殿の丘の南側に位置し、紀元前10世紀頃から古代ローマ帝国、東ローマ帝国、ウ...
エルジェム‐の‐えんけいとうぎじょう【エルジェムの円形闘技場】
《El Jem》チュニジア北部の町エルジェムにある円形闘技場の遺跡。3世紀初頭、ローマ帝国の支配のもとに建造され、約3万5000人を収容した。1979年、世界遺産(文化遺産)に登録された。
エルジェーベト‐ばし【エルジェーベト橋】
《Erzsébet híd》ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川に架かる橋。西岸のブダ地区と東岸のペスト地区を結び、自由橋の北側に位置する。オーストリアハンガリー帝国皇帝フランツ=ヨーゼフ...
エルスタル【Herstal】
ベルギー東部、リエージュ州の都市。リエージュの北東に隣接し、マース川沿いに位置する。19世紀に石炭採掘と鉄鋼業により発展。国営の兵器工場のほか、精密機器・宇宙開発などの企業がある。カロリング王朝...
エルズルム【Erzurum】
トルコ北東部の都市。標高1800メートル以上の高地に位置する。東部アナトリアにおける交通、商業の中心都市であり、周辺には小麦などを産する農地が広がる。スキーをはじめとするウインタースポーツも盛ん...
エレツ【Elets/Елец】
ロシア連邦西部、リペツク州の都市。ドン川の支流ソスナ川沿いに位置する。12世紀にリャザン公国の砦が置かれ、13世紀にモンゴル帝国、15世紀にタタール人の攻撃を受けた。その後、モスクワ大公国の下、...