オラン【Oran】
アルジェリア北西部の港湾都市。地中海に面する。アラビア語名ワフラーン。10世紀にスペインのイスラム教徒によって建設され、オスマン帝国支配を経て、フランスの植民地として発展。独立まで、ヨーロッパ人...
おり・いる【下り居る】
[動ワ上一] 1 下りたままでいる。下りてそこにいる。「住吉の浜を行くに、いとおもしろければ、(馬カラ)—・ゐつつ行く」〈伊勢・六八〉 2 下りて座る。下りてとどまる。「その沢のほとりの木の蔭に...
オリャンタイタンボ【Ollantaytambo】
ペルー南部にあるインカ帝国時代の遺跡。クスコの北西約40キロメートル、ウルバンバ渓谷の北西部に位置する。石組みによる段々畑、太陽神殿の一部と考えられる6個の巨石などが残っている。
オリンピア‐さい【オリンピア祭】
オリンピアで4年ごとの夏に開催された、ゼウスにささげる祭典。前776年からローマ皇帝の勅令で廃止される393年まで293回続き、各種の競技が行われた。この期間中は、全ギリシャの戦争は休戦となった...
オリンピア‐ゼウス‐しんでん【オリンピアゼウス神殿】
《Naos tou Olimpiou Dios/Ναός του Ολυμπιου Διός》ギリシャの首都アテネの中心部にある古代ローマ時代の神殿跡。アマリアス大通りの南端に位置する。ギリシャ...
オリンポス【Olympos/Όλυμπος】
ギリシャ北部、テッサリアとマケドニアの両地方の境にある山。標高2917メートル。ギリシャ神話の神々が頂上に住んだといわれる。同国の最高峰。オリュンポス。
小アジアにあった古代都市。現在のトル...
オルハンガーズィ‐モスク【Orhan Gazi Mosque】
トルコ北西部の都市ブルサの中心部にあるイスラム寺院。14世紀前半、オスマン帝国のスルターン、オルハンにより建造。ブルサ最古のイスラム建築の一つとして知られる。オルハンガーズィジャーミー。
オレビッチ【Orebić】
クロアチア南部、アドリア海に面する港町。ペリェシャツ半島に位置し、海峡をはさんだコルチュラ島の町コルチュラとフェリーで結ばれる。オーストリアハンガリー帝国時代、アドリア海における海運で活躍した船...
おんたいち‐せい【恩貸地制】
ローマ帝政末期から中世にかけて欧州各地で行われた風習で、一定の奉仕の代償として、主君が家臣に土地の使用権を貸与したこと。期限付きのものから、終身・世襲のものへと拡大され、封建制度成立の要素となった。
オークニクスブール‐じょう【オークニクスブール城】
《Château du Haut-Kœnigsbourg》フランス北東部、グラン‐エスト地方アルザス、バ‐ラン県の村、オルシュビエにある城塞。ボージュ山脈の標高755メートルに位置する。中世に築...