くぐつ‐し【傀儡師】
「傀儡(くぐつ)2」に同じ。《季 新年》「—の前だれ赤き女ぶり/由基人」
くじ‐し【公事師】
江戸時代、当事者に代わって訴訟を進めたり、手続きを指導したりすることを業としていた者。種々の弊害を生じたため、幕府はこれを禁止した。出入り師。
くす‐し【薬師】
《「くすりし」の音変化》医者。「—ふりはへて、屠蘇(とうそ)、白散(びゃくさん)、酒くはへてもてきたり」〈土佐〉
くすり‐し【薬師】
医者。くすし。「—は常のもあれど賓客(まらひと)の今の—貴かりけり」〈仏足石歌〉
くつくつぼうし
ツクツクボウシの古名。その鳴き声による語。〈和名抄〉《季 秋》 [補説]「ほうし」は「法師」とも書く。
クラブのエースをもついかさまし【クラブのエースを持ついかさま師】
《原題、(フランス)Le Tricheur à l'as de trèfle》ラ=トゥールの絵画。カンバスに油彩。二人の女と一人の男が共謀し、身なりのよい若者をトランプのいかさまでだます場面を描...
くら‐ぼうし【蔵法師】
1 戦国大名のもとで蔵を預かり、米穀などの出納をつかさどった僧形の者。蔵衆(くらしゅう)。 2 江戸時代、江戸の深川・本所などにあった倉庫の番人。
くらやど‐し【蔵宿師】
江戸時代、旗本・御家人などに雇われて、札差との間の金の貸借についての談判にのぞんだ者。主に浪人で、幕府はこれを取り締まった。また、札差もこれに対抗して屈強な者をおいた。
ぐそく‐し【具足師】
鎧(よろい)や兜(かぶと)を作ったり、修理したりする職人。甲匠(こうしょう)。
ぐん‐し【軍師】
1 大将のもとで、作戦・計略を考えめぐらす人。軍の参謀。 2 策略の巧みな人。策士。「彼はなかなかの—だ」