玉(たま)敷(し)・く
玉を敷き並べる。また、玉を敷いたように美しいようすである。「—・ける清きなぎさを潮満てば飽かず我行く帰るさに見む」〈万・三七〇六〉
たらち‐お【垂乳男】
《「垂乳女(たらちめ)」からの類推で生じた語》生みの父。父親。「—の帰るほどをも知らずしていかで捨ててし雁の卵子(かひこ)ぞ」〈元輔集〉
ターン【turn】
[名](スル) 1 回転すること。また、向きを変えること。「U—」 2 水泳・マラソンで、折り返すこと。ターニング。「中間地点を—してゴールに向かう」「クイック—」 3 全体の中間を過ぎること。...
駄目(だめ)を踏(ふ)・む
何の益もないことをする。無駄なことをする。「—・んで夜なかに下宿へ帰る程馬鹿気た事はない」〈漱石・坊っちゃん〉
だんがん‐ツアー【弾丸ツアー】
ある目的のために現地へ直行し、その日のうちに帰る形態の短期旅行。海外など遠方の場合にも車中泊・機中泊などを利用し、現地には宿泊しない。商標名。
だんぷう【檀風】
謡曲。四番目・五番目物。宝生・金剛・喜多流。太平記に取材。日野資朝(ひのすけとも)の子梅若が佐渡島で父のかたきの本間三郎を討ち、熊野権現の加護で無事に都へ帰る。
ちどり‐あし【千鳥足】
1 千鳥の歩くように、足を左右に踏み違えて歩くこと。特に、酒に酔ってふらふらと歩くこと。また、その足つき。「—で帰る」 2 馬の足並みが千鳥の飛ぶ姿のようであること。一説に、その馬の足並みの音が...
ちゃちゃ‐と
[副]ある事がすばやく行われるさま。さっと。「憂き事はいく度も我心に—帰るものなり」〈正徹物語・下〉
ちょい‐と
[副]数量または程度のわずかなさま。少しばかり。ちょっと。「—一杯飲んで帰る」「—した意見のくいちがい」
[感]人を呼ぶときに用いる語。「—、おねえさん」「—、お待ちなさい」
ちょっ‐き【直帰】
[名](スル)出先での勤務が終わった後、職場に戻らず、そのまま家に帰ること。