あかつき‐の‐わかれ【暁の別れ】
女の家に泊まった男が、暁に別れて帰ること。「あな、苦しや。—や」〈源・総角〉
あき‐あかね【秋茜】
日本で最もよくみられるトンボ。体長約4センチ、黄褐色で、雄は成熟すると赤色になる。初夏に山地へ行き、秋になると平地に群れて帰る。あかとんぼ。《季 秋》
あきら・める【諦める】
[動マ下一][文]あきら・む[マ下二]もう希望や見込みがないと思ってやめる。断念する。「助からぬものと—・めている」「どしゃ降りで、外出を—・めた」 [用法]あきらめる・おもいきる——「進学をあ...
あさ‐がえり【朝帰り】
[名](スル) 1 よそで夜を過ごし、朝になって家に帰ること。 2 遊郭や妾宅(しょうたく)に泊まって、翌朝、家に帰ること。
あそぶ‐いと【遊糸】
《「遊糸(ゆうし)」の訓読みから》陽炎(かげろう)。いとゆう。「曇りなくなぎたる空に—に琴柱(ことぢ)をたてて帰る雁(かりがね)」〈夫木・五〉
歩く
1〔足を使って動く〕walkぶらぶら歩くstrollいばって歩くstrutとぼとぼ歩くtrudgeよちよち歩くtoddle歩かせるmake a person walk/walk ((a dog)...
言い残す
1〔言い置く〕母の面倒をよく見るようにと言い残して父はロンドンへ赴任したTelling me to take good care of Mother, Father left to take u...
急ぐ
hurry; make haste急げHurry up!急いで逃げる[帰る]hurry away [back] ((to, from))降りるときにあまり急いで書類かばんを網棚に忘れてしまったI...
往復
1〔行って帰ること〕往復する make a round trip船が1日3回川を往復するA boat goes up and down the river three times a day.学...
追っ付け
父はおっつけ帰るでしょうMy father will be back soon [before long].
きせい【帰省】
[共通する意味] ★郷里へ帰ること。[英] to go〔come〕home[使い方]〔帰省〕スル〔帰郷〕スル〔里帰り〕スル[使い分け]【1】「帰省」は、都会に出て来た者が、故郷へ短期間帰る場合に...
ききょう【帰郷】
[共通する意味] ★郷里へ帰ること。[英] to go〔come〕home[使い方]〔帰省〕スル〔帰郷〕スル〔里帰り〕スル[使い分け]【1】「帰省」は、都会に出て来た者が、故郷へ短期間帰る場合に...
さとがえり【里帰り】
[共通する意味] ★郷里へ帰ること。[英] to go〔come〕home[使い方]〔帰省〕スル〔帰郷〕スル〔里帰り〕スル[使い分け]【1】「帰省」は、都会に出て来た者が、故郷へ短期間帰る場合に...
ひきかえす【引き返す】
[共通する意味] ★進行方向を逆にして、もとの場所、方向へ向かって行く。[英] to return[使い方]〔帰る〕(ラ五)▽出先から会社に帰る▽早く家へ帰りたい▽旅行から帰ったらゆっくり会おう...
もどる【戻る】
[共通する意味] ★進行方向を逆にして、もとの場所、方向へ向かって行く。[英] to return[使い方]〔帰る〕(ラ五)▽出先から会社に帰る▽早く家へ帰りたい▽旅行から帰ったらゆっくり会おう...
いきんかんきょう【衣錦還郷】
きらびやかな衣服を着て故郷に帰ることから、立身出世して、故郷へ帰ることのたとえ。
いきんのえい【衣錦之栄】
立身出世して、富貴になり、きらびやかな衣服を着て故郷に帰る栄誉のたとえ。
きそうほんのう【帰巣本能】
鳥や虫などが、遠く離れた所からでも自分の巣に帰ることができる、生まれつきもっている能力。
きょおうじっき【虚往実帰】
師などから無形の感化や徳化を受けるたとえ。行くときは何も分からずに空っぽの心で行って、帰るときには充実して、十分に満足している意から。▽出典では、王駘おうたいという人物が教え諭すわけでも道理を論ずるわけでもないのに、教えを請う者は空っぽの心でそこに行き、帰りには得るところがあって十分満足しているといい、王駘は言葉には出さないが、自然に相手を感化する教えを心得た人物として描かれている。「虚往」は空っぽの頭で行くこと。「実帰」は充実して帰る、また、十分に満足して帰る意。「虚きょにして往ゆき実じつにして(実みちて)帰かえる」と訓読する。
せいきしき【生寄死帰】
人が今生きているのは、仮にこの世に身をおいているだけであり、死ぬことは故郷に帰るように、本来いるべきところに落ち着くことだということ。▽「寄」は寄寓きぐうで仮住まいのこと。「帰」は本来の場所に帰ること。「生せいは寄きなり死しは帰きなり」と訓読する。
きくち‐かん【菊池寛】
[1888〜1948]小説家・劇作家。香川の生まれ。本名、寛(ひろし)。第三次・第四次「新思潮」同人。文芸家協会の設立に尽力し、雑誌「文芸春秋」を創刊。のち、芥川賞・直木賞を制定した。小説「恩讐...
きのした‐けいすけ【木下恵介】
[1912〜1998]映画監督。静岡の生まれ。本名、正吉。「花咲く港」で監督デビュー。庶民の生活や情感を温かなまなざしで描いた作品を多く残す。テレビでも情愛あふれたドラマを提供し人気を集めた。代...
くすのき‐まさのり【楠木正儀】
南北朝時代の武将。正成の三男。兄正行戦死以後、楠木氏の棟梁(とうりょう)として活躍。のち、南北両朝の和議を図り、あるいは北朝方につき、また南朝方に帰るなど去就が複雑であった。晩年は不明。生没年未詳。
たかみね‐ひでこ【高峰秀子】
[1924〜2010]映画女優。北海道の生まれ。本姓、松山。旧姓、平山。夫は映画監督の松山善三。5歳から子役として映画に出演し、「デコちゃん」の愛称で親しまれた。その後「綴方(つづりかた)教室」...
デュレンマット【Friedrich Dürrenmatt】
[1921〜1990]スイスの劇作家。大胆な形式の風刺喜劇を書き、小説家としても活躍。作「ミシシッピー氏の結婚」「貴婦人故郷に帰る」「物理学者たち」など。