しずみ‐うお【沈み魚】
常に水の底にすむ魚。カレイ・コチなどの類。底魚。
し‐せい【至精】
1 非常に精妙・精巧であること。「之を—の顕微鏡に施すも」〈西周・明六雑誌二二〉 2 まったく混じりけがないこと。「至純—の感情が、泉のように流れ出して来る」〈漱石・明暗〉
し‐せき【咫尺】
[名](スル)《「咫」は中国の周の制度で8寸、「尺」は10寸》 1 距離が非常に近いこと。「—の間(かん)」 2 貴人の前近くに出て拝謁すること。「恐れ多くも九重(ここのえ)に—し奉った例(ため...
咫尺(しせき)を弁(べん)ぜず
《咫尺は距離が非常に近いこと》視界がきかず、ごく近い距離でも見分けがつかない。
した【舌】
1 口腔底から突出している筋肉性の器官。粘膜に覆われ、非常によく動き、食物の攪拌(かくはん)・嚥下(えんげ)を助け、味覚・発音をつかさどる。べろ。 2 話すこと。言葉遣い。弁舌。「—を振るう」 ...
したたか‐もの【強か者】
1 容易に人の思うようにはならない者。「海千山千の—」 2 非常に強い人。剛の者。「さばかりの—と聞こえし高間の三郎も」〈保元・中〉
下(した)にも置(お)か◦ない
非常に丁重に扱う。丁寧にもてなして下座(しもざ)に置かない。「—◦ない歓待ぶり」
舌(した)を吐(は)・く
非常にあきれる。「—・いて罵(ののし)りつ」〈魯庵・社会百面相〉
舌(した)を振(ふ)・る
非常に驚き恐れる。舌を振るう。「—・ってぞ威(を)ぢ合ひける」〈盛衰記・五〉
し‐ち【死地】
1 死ぬべき場所。死に場所。「—と定める」 2 生きて帰れないかもしれない非常に危険な場所。また、そのような状態。「—に赴く」「—を脱する」 3 のがれようのない、せっぱ詰まった立場や状態。窮地...