かみふうせん【紙風船】
岸田国士の戯曲。大正14年(1925)年、「文芸春秋」誌に発表。1幕劇。
かめんぶとうかい【仮面舞踏会】
《原題、(イタリア)Un ballo in maschera》ベルディ作曲のイタリア語によるオペラ。全3幕。1859年初演。スウェーデン王グスタフ3世の暗殺事件を題材としたウジューヌ=スクリーブ...
かもめ
《原題、(ロシア)Chayka》チェーホフ作の戯曲。4幕。1896年発表。青年トレープレフや女優志願の娘ニーナを中心に、19世紀末のインテリゲンチアの苦悩を新しい形式と手法をもって描く。 愛...
か‐よう【荷用/加用】
1 食事の際に配膳(はいぜん)・給仕をすること。「正月一日—しけるに」〈沙石集・二〉 2 室町時代の幕府および諸大名家の職名。配膳・給仕などの役。 [補説]「通う」を漢語めかした語か。
からふね‐ぶぎょう【唐船奉行】
室町幕府の職名。中国(明)・朝鮮・琉球との通商貿易のことをつかさどった。唐奉行。
からもの‐ぶぎょう【唐物奉行】
室町幕府の職名。同朋衆(どうぼうしゅう)が任ぜられ、主に唐物の目利き・管理を行った。
カリギュラ【(フランス)Caligula】
⇒カリグラ カミュの戯曲。4幕。1944年発表。1945年、パリのエベルト座でジェラール=フィリップの主演により初演、好評を博す。
かり‐ようし【仮養子】
江戸時代、家督相続人のいない大名・旗本などが、参勤交代や公用の旅行の際に、不慮の死に備えてあらかじめ幕府に申し出て許可を得た仮の養子。当分養子。心当て養子。
かりん‐せん【火輪船】
汽船、特に外車船のこと。幕末・明治に使われた語。火船(かせん)。
カルメン【Carmen】
メリメの中編小説。1845年刊。スペインを舞台に、ジプシー女カルメンと竜騎兵連隊伍長ドン=ホセとの宿命的恋愛の葛藤(かっとう)と悲劇を描く。 ビゼー作曲のオペラ。全4幕。1875年にパリで初...