ふかん‐しへい【不換紙幣】
正貨と引き換える保証のない紙幣。⇔兌換(だかん)紙幣。
ふりかえ‐かへい【振替貨幣】
振り替えによって貨幣の機能を果たす預金通貨。預金通貨は銀行など金融機関の帳簿上の振り替えによって、現金と同じように支払手段や決済手段となることからいう。
へい【幣】
1 神前に供える布帛(ふはく)。みてぐら。ぬさ。 2 貢ぎ物。礼物。 3 紋所の名。御幣(ごへい)を図案化したもの。
へい【幣】
[常用漢字] [音]ヘイ(漢) [訓]ぬさ みてぐら 1 神前に供える布。「幣帛(へいはく)/官幣・御幣・奉幣」 2 贈り物。貢ぎ物。「幣物(へいもつ)」 3 通貨。銭。「幣制/貨幣・紙幣・造幣...
ほうてい‐かへい【法定貨幣】
⇒法貨
ほう‐へい【奉幣】
[名](スル)神に幣帛(へいはく)をささげること。「社前に—する」
ほう‐へい【法幣】
1 《「法定貨幣」の略》法貨。 2 1935年に中国国民政府が行った幣制改革において、銀貨に代えて通貨として発行された法定紙幣。
ほじょ‐かへい【補助貨幣】
本位貨幣の補助として少額の取引に用いられる貨幣。補助貨。
ほんい‐かへい【本位貨幣】
一国の貨幣制度の基準となる貨幣。1930年代以前に採られていた金本位制度のもとでは金貨。
まい【幣】
謝礼として贈る物。また、神に供える物。まいない。「若ければ道行き知らじ—はせむしたへの使ひ負ひて通らせ」〈万・九〇五〉