いちだいいちど‐の‐ほうへい【一代一度の奉幣】
天皇即位後、その即位を告げるために伊勢神宮以下全国の有力な神社に勅使を遣わし、神宝および幣帛(へいはく)を奉ること。
おお‐ぬさ【大幣】
1 大祓(おおはらえ)のときに用いる大串につけた、ぬさ。祓(はらえ)のあと、人々がこれを引き寄せて身のけがれをそれに移して、川に流したという。「—の引く手あまたになりぬれば思へどえこそ頼まざりけ...
おん‐べい【御幣】
「御幣(ごへい)」に同じ。
か‐へい【貨幣】
商品の価値尺度や交換手段として社会に流通し、またそれ自体が富として価値蓄蔵を図られるもの。鋳貨・紙幣のほかに、当座預金などの信用貨幣を含めていう場合が多い。
かん‐ぺい【官幣】
《「かんべい」とも》昔は神祇官(じんぎかん)から、明治以降は宮内省から、祈年祭・月次祭(つきなみのまつり)・新嘗祭(にいなめさい)などに、一定の社格の神社にささげた幣帛(へいはく)。
きねんこく‐ほうへい【祈年穀奉幣】
平安時代から室町時代にかけて、その年の豊作を祈って、伊勢神宮・賀茂神社・春日神社など近畿の有力な22の神社に奉幣した儀式。2月と7月の吉日に行った。
きん‐ぺい【金幣】
1 金の貨幣。「この時、—に乏しかりければ」〈中村訳・西国立志編〉 2 金色の幣(ぬさ)。
ぎん‐ぺい【銀幣】
1 銀の貨幣。 2 銀色の幣(ぬさ)。
けいすう‐かへい【計数貨幣】
一定の純分と分量とを有し、一定の形状に鋳造した表面に一定の価格が表示された貨幣。数を計算するだけで、すぐに全価格を知りうるもの。→称量貨幣
こうがく‐しへい【高額紙幣】
額面金額の大きい紙幣。