ひら‐が‐たけ【平ヶ岳】
新潟県魚沼市と群馬県利根郡みなかみ町の境にある山。標高2141メートル。頂上はなだらかな大湿原で池塘(ちとう)が散見する。オノエラン・チングルマなど高山植物の宝庫。
ひら‐がな【平仮名】
仮名の一。漢字の草体から作られた草仮名(そうがな)をさらに簡略化したもの。平安初期から中期にかけて、主に女性が歌や手紙を記すのに盛んに用いたことから発達した。女手(おんなで)。かんな。かな。→片...
ひら‐がね【平鉦/扁鉦】
仏具の叩(たた)き鉦。
ひら‐がま【平釜】
浅く平たい形の茶釜。
ひら‐が・る【平がる】
[動ラ四]からだを平たくする。ひれ伏す。「門の脇になん—・り居て侍る」〈今昔・四・二五〉
ひら‐がわら【平瓦】
本瓦葺(ほんかわらぶ)きで用いる、断面がゆるい弧状をなす長方形の瓦。平行して縦に並べ、境目に丸瓦をかぶせて葺く。女瓦(めがわら)。
ひら‐がんな【平鉋】
台が平らな普通の鉋。平面を削るのに使用。台の底部が湾曲している反台(そりだい)の鉋に対していう。
ひら‐きさげ【平きさげ】
先端の刃が平らで、機械部品の平面滑動面の仕上げなどに用いるきさげ。
ひらき‐ばしら【開き柱/平葱柱/葱台】
橋の両端の欄干にある擬宝珠(ぎぼし)のついた柱。
ひら‐きん【平金】
切り箔(はく)の一。金箔を鳥の子紙に漆ではり、紙の縦の方向に細く切ったもの。金襴(きんらん)などの紋織物の緯糸(ぬきいと)に用いる。