ふゆ‐どし【冬年】
去年の冬。去年の暮れ。昨冬。「—二、三日わづらうて死んだが」〈浮・一代女・四〉
ふる‐ごよみ【古暦】
年の暮れが近づき、残り少なくなった暦。また、旧年の暦。《季 冬》「板壁や親の世からの—/一茶」
もみ・ず【紅葉づ/黄葉づ】
[動ダ上二]《四段動詞「もみつ」の変化した語》秋になり草木の葉が紅や黄色に色づく。紅葉する。「雪降りて年の暮れぬる時にこそつひに—・ぢぬ松も見えけれ」〈古今・冬〉
よい‐の‐とし【宵の年】
大晦日(おおみそか)の夜。また、元旦に前年の暮れをいう。《季 新年》「—空の名残り惜しまんと」〈笈の小文〉
ろう【臘】
[音]ロウ(ラフ)(呉)(漢) 1 冬至の後、第三の戌(いぬ)の日に行う祭り。「臘祭」 2 年の暮れ。一二月。「臘月/客臘(かくろう)・旧臘」 3 僧の修行の年数。「戒臘・夏臘(げろう)・法臘」...