とし‐がみ【年神/歳神】
1 正月に家々に迎えて祭る神。豊作の守り神であり、祖霊であるともいわれる。正月様。 2 ⇒歳徳神(としとくじん)
とし‐ぎ【年木/歳木】
1 新年の燃料として、暮れのうちに用意したたきぎ。《季 新年》 2 戸口や門松のそばなどに置き、年神に供える木。節木(せちぎ)。若木。幸い木。《季 新年》
とし‐ぎり【年切り】
1 年によって、樹木の実がならないこと。幸運にあわないことのたとえ。としぎれ。「今までになどかは花の咲かずして四十年(よそとせ)あまり—はする」〈後撰・雑一〉 2 あることのために年数を限ること...
としくる【年暮る】
日本画家、東山魁夷が昭和43年(1968)に発表した連作「京洛四季(けいらくしき)」の作品のひとつ。東山の冬の町並みを描いたものとされる。山種美術館蔵。
とし‐こし【年越し】
[名](スル) 1 旧年から新年に移ること。また、その変わりめの、大晦日(おおみそか)の夜。「旅行先で—する」《季 冬》 2 節分の夜。また、その夜に行う行事。
としこし‐そば【年越し蕎麦】
細く長くという縁起の意味で、大晦日の夜に食べるそば。晦日(みそか)蕎麦。晦(つごもり)蕎麦。《季 冬》「宵寝して—に起さるる/秋桜子」
としこし‐はけんむら【年越し派遣村】
⇒派遣村
としこし‐もうで【年越し詣で】
大晦日または節分の夜に、歳徳(としとく)の方角にあたる社寺に参詣すること。年越し参り。《季 冬》
とし‐ご【年子】
同じ母親から生まれた一つ違いの子供。
とし‐ごと【年毎】
年が改まるたび。年々。毎年。