まぼろしのあかいみ【幻の朱い実】
石井桃子の長編小説。平成6年(1994)刊行。主人公明子と大学時代の先輩蕗子の半生を描いた半自伝的作品。
まぼろしのおんな【幻の女】
田中小実昌のミステリー小説。昭和48年(1973)刊。
まぼろしのザビーネ【幻のザビーネ】
古川薫による小説。平成元年(1989)刊行。同僚の変死により職場を追われたエリート会社員を描く。直木賞候補作。
まぼろしのでんえん【幻の田園】
三木露風の第6詩集。大正4年(1915)刊行。大正2年(1913)の秋から、約2年間の作品55編を収録。
まぼろし‐の‐よ【幻の世】
幻のようにはかないこの世。「この身をば跡もさだめぬ—にあるものは思ふべしやは」〈公任集〉
まぼろしをおうひと【幻を追う人】
《原題、(フランス)Le Visionnaire》フランスの作家グリーンの小説。1934年刊。