スペインでんきしゅう【スペイン伝奇集】
《原題、(スペイン)Leyendas》スペインの詩人ベッケルの短編集。1871年、作者の没後に刊行。スペイン内外の伝説・伝奇物語を題材とする幻想的な散文作品集。「オルガン弾きペレス」(1861年...
スライド【slide】
[名](スル) 1 滑ること。滑らせること。 2 ある数量に従ってある数量を増減させること。「賃金を物価に—させる」 3 内容を変えずに全体をそっくりそのままずらすこと。「番組を30分後ろに—さ...
スライド‐キャリア【slide-carrier】
幻灯用のスライドを、手動または自動で移動させる装置。
せいアントワーヌのゆうわく【聖アントワーヌの誘惑】
《原題、(フランス)La Tentation de saint Antoine》フロベールの長編小説。独白劇風の体裁で書かれた幻想的な小説で、1849年に書かれた第一稿から数度の改稿を経て、18...
せかいげんそうさっかじてん【世界幻想作家事典】
荒俣宏の著作。昭和54年(1979)刊。文学者に限らず、美術家、思想家なども含む欧米の主要な幻想作家を網羅的に紹介。
せき‐あ・う【塞き敢ふ】
[動ハ下二]抑えて我慢する。こらえる。「げにそのをりよりも—・へぬ悲しさやらむ方なし」〈源・幻〉
せり‐つ・める【迫り詰める】
[動マ下一][文]せりつ・む[マ下二]極限までせまる。つめよる。「真(ま)づみというのは…段々と昼になったり夜になったりする—・めた時をいうのであって」〈露伴・幻談〉
せんばづる【千羽鶴】
川端康成による連作短編小説。昭和24年(1949)から昭和26年(1951)にかけて、雑誌「読物時事別冊」「小説公園」「別冊文芸春秋」に断続的に発表。志野茶碗を象徴的モチーフとしながら、男女の愛...
そう【想】
[音]ソウ(サウ)(呉) ソ(慣) [訓]おもう [学習漢字]3年 〈ソウ〉 1 心に思い浮かべる。おもう。おもい。考え。「想起・想像・想定・想念/回想・感想・奇想・空想・懸想(けそう)・幻想...
そうねい‐じ【総寧寺】
千葉県市川市国府台(こうのだい)にある曹洞宗通幻派の寺。山号は安国山。開創は弘和3=永徳3年(1383)、開山は通幻寂霊、開基は佐々木氏頼。近江(おうみ)に創建されたが、兵火などで諸国を転々とし...